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ぷーの闘病生活(2021/6/15〜16)
■6/15(火)
日曜から嘔吐が多すぎる(3〜5回/日)のと、大きな体重減少が見られたため、16時半退社して動物病院へ連れて行くことにした。
しかし、15:00までの会議が一区切りした時、ぷー🐱が何かを訴えに来た。
椅子に座ってる俺のケツに、肉球でトントンと叩いてきたので、俺は振り向く。
そのまま強い握力で握ってきて、
お別れの挨拶をしているように聞こえた。。。
そんな元気のない鳴き方だった。。。
15:00からの会議はとてもじゃないけど集中できず、上司に一言いれ、途中抜けの早退し、動物病院へ連れて行く
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予約なしのため、1時間も待ったが、副院長が担当だった。
しっかり検査してくれて、検査結果待ちにまた1時間。
結果は、、、慢性腎不全の末期ステージ、、
即座に入院し、カテーテルをつなぎ、最低3日の血液透析が必要とのこと。
BUNが、測定限界突破
クレアチニンが、13.55で、基準値の10倍
リンが、12.3で、基準値の2倍
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ここで、俺の中で時が止まった。。
2ヶ月前に時を遡るが、
2021/4/10に、ちょこ🐱(ぷーの子供)と、るーく🐱(らんまるの兄貴)の納骨した。
ちょこ🐱も、慢性腎不全で1年の闘病生活を送っていた。
なので、腎臓病は決して治らないことは知っていた。
だから、AIM研究には、とても期待している。
研究者のtwitterチェックも欠かさない。
ただ、AIMの発売までは、ぷー🐱の腎不全は悪化せず治せる。と希望的観測があった。
そんな想いは完全に砕け散った瞬間だった。。。
連れて帰る選択肢もあったが、その判断は早すぎる。
ぷー🐱は必死に生きようとしている。
ちょこ🐱と弟、母は、1年がんばったんだ。
入院させることを決断した。
病院では耐えたが、帰りのバスで涙がこぼれてしまった…
帰宅後は、崩れ落ちた。。。
ぷー🐱は、2007年6月3日に目が空いてない状態で川に捨てられ、運良く保護した子だ。
ぷー🐱にとって、俺は目を開けた時からいる親の存在だろう。
しかし、親として失格の過ちを何度も犯していた。
知識と金が無かったとはいえ、ぷー🐱もいっぱい傷ついただろう。。。
でも、フードだけはケチらなかった。
母乳をもらってないから、免疫力は不足してると思ったから。
(当時の俺の食費より高かった)
2歳を迎えた時た 、絶対幸せにする!!
と決心し、ぷー🐱のための家を建てることを考えた。
結婚するとしても、自分を犠牲にしてでも本気で猫を愛せる人しかしないと決めた。
家と結婚が実現したのは、つい3年前ですが…💦
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2018年11月、こんなに猫が楽しめる家を建てたのに、、、
稼ぐことやキャリアアップに必死すぎた。
超多忙となり、ぷーの体調不良の始まりに気付けず、、、
2020年に後悔したばかり。
金やキャリアより、ぷー🐱と考え、転職した。
デジタルツインで世界の猫のためにやりたいこともある。
今のご時世は、俺とぷー🐱にとって良い転機となった。
と思ったのに、、、
ぷー🐱のこと、末期まで気付かない自分に悔やんだ。
体重と尿量は見ていたが、数字に囚われ、ぷー🐱の想いに気付けなかった。
いま思い返せば、数字には出なくても予兆となる言動はいっぱいあった。
過去に後悔したことを活かそうとしてたのに、、、
■6/16(水)
俺は、ほとんど寝ることもできず、朝を迎えた。
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いつもは妻にベッタリな、らんまる🐱が俺の横にいた。
俺が逃げ込んだ穴に、入り込んできた。
うちの猫らは変わってるよなぁ…
本当に幸せだと思う。
11時から2時間の昼休みを取り、ぷー🐱の面会に行く。
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11時(動物病院)
カテーテルは繋がっていたが、凶暴な猛獣になっていた。
水もご飯も口にしていない。
辛い時に1人で置いていかれ、不安だったんだろうな…
俺と妻が声をかけると、ぷー🐱の声が段々といつもの鳴き声に変わり、あくびをした。
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水とご飯にがっつき、完食した。
まだまだ飲みたそうだったので、先生に伝えた。
昨夜は大暴れして大変だったみたいだが…
この後に血液検査やエコー、レントゲンの予定とのこと。
退社後の18時に結果を聞きに行くことにして、一旦帰宅した。
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18時(動物病院)
やはり、凶暴化したようで、、、
血液検査は出来ていなかった。
他人は絶対に信用しない子だなぁ…
俺が不在の時に、結婚前の妻も大流血させられたことあるくらい💦
俺がいるからか、あっさり血液検査が終了。
カテーテルも抜くことができた。
実は、凶暴なぷー🐱を俺はほぼ見たことがない…
けど、これまでの動物病院全てで言われた。
そして、行きづらくなった。
ここでも、これ以上の入院は勧められないとのこと。
区内で最も評判が良く、設備もCTまであるくらい完璧に揃ってるとこでも、同じかぁ
ぷー🐱は俺がいないとダメみたいだ
俺もぷー🐱がいないとダメだけど…
検査の結果、1日の血液透析では改善が見られない。
測定限界突破で測れなかったBUNは、182と判明。
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肥大型心筋症も見つかり、まさかの合併症…
その影響で点滴もあまり出来ない。
かなり根気のいる闘病になる。と言われた。
ちょこ🐱は点滴で闘病することができたが…
ぷー🐱はその選択肢がないかもしれない、、、
連れて帰ることにした。
ぷーは喜んで、自らキャリーバッグに飛び込んだ。
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昼にダイソーで買ったお皿を家中に設置した。
どこでもお水が飲めるように。
すぐに、お水をがぶ飲み。
ウェットフードと、ちゅーるは、ほんの少し食べた。
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優しくブラッシングしてあげていたら、死んだかのように爆睡した。
完全なノンレム睡眠におちた。
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安心したのかな。
ゆっくり休んでね🐱
おやすみなさい。
続きは、また後日に。