十円玉をきれいにする方法
まず最初に、お酢に十円玉を入れてみました。少しずつピンクっぽくなってきて、1時間くらい待つと、元の銅の色みたいになりました。その後、汚れた十円玉とピカピカの十円玉を顕微鏡で見てみました。汚い方とピカピカの方は、汚れが変わっていませんでした。顕微鏡で見て、きれいにしたのに汚いのと同じだと知ってがっかりしました。
調べてみると、十円玉は銅が酸化して黒くなっていて、汚れていたわけではないということがわかりました。お酢につけるとまた化学変化が起きて元のきれいな銅に戻りました。だから顕微鏡で見ても汚れが同じだったのです。
そのあといろんな調味料で変化が起きるか確かめました。
左上から一番右までケチャップ、牛乳、酢(ミツカン酢)、バルサミコ酢、チョコレート、
左下からチョコレートまでマヨネーズ、ポン酢、タバスコ、焼酎です。一番最初に反応したのはタバスコでした。しかもタバスコが一番きれいになったのです。
2番目にきれいになったのはケチャップ
3番目ポン酢
4番目マヨネーズ
牛乳と焼酎とチョコレートは全然変化しませんでした。お酢(ミツカン酢)とバルサミコ酢はもうちょっと置いておきます。
ピカピカになった十円玉を加熱したら、酸化してまた黒くなるのでは?と思い、やってみました。
お酢につけてみると…
このとおり、またピカピカになりました。
【感想】
汚れが取れたのではなく変色しているのだと知ってすごいと思った。(T.Seitaman)
焼酎(アルコール)でもうまくいくのでは?と思ったのに、変化しなかった。お酢以外では、化学変化は起きないのだろうか。(Koide)
ピカピカになった十円玉を毎日観察し、自然に酸化していく過程を見てみようと思います。
文責:T.Seitaman & Koide
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