飛びたいめんだこ 1話
ここは深海。光が届かない暗くて、深い海です。
あるところに、めんどくさがりで、元気なめんだこのメンがいました。
メンは、お友達の物知りで活発なキンメダイのキキと、おっとりしていて静かなラブカのラブといつも3人でお話しをしています。朝と夜、一日二回。朝は一日の予定、今やりたいことの共有。夜は、雑談や一日の日記を書きます。
半年くらい前の、夜の雑談でキキが言いました。
「海の上には、ほしっていうピカピカ光るものがあるんだって!リュウ・グウノツカイさんの図鑑で見たんだ!見てみたいね…!」
メンはその話を聞いてから、ずっと、ほしという物がみたいと思っていました。でも、(僕じゃ泳ぐのが疲れるから、一生見れないかもな…)と思っていました。
これは、飛びたいめんだこが星を見るまでの物語。
by深海M
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