雨 第二話「ジャズ」
〜前回までのあらすじ〜
何もない毎日が嫌になり旅でることを決意した主人公リー・ゼントだった・・・
僕は家を出てどこに行くかも考えずに自転車を漕いでいた。
すると100m先、音楽の街ポロロンと書いてあるのが見えた。よし、ポロロンに行ってみよう!
ポロロンの街に着いたぞ!街には楽器屋さんが多い。楽器屋さんじゃないのは、マ○クというハンバーガーのお店か小さな野菜直売所だけだ。
街の人たちを見ると色々な国の人がいて言葉が通じなさそう・・・
街を歩いていると広場があり、そこのステージで音楽を演奏している人たちがいた。金髪の人や、肌が黒い人や、いかにも日本人のような人が、3人で演奏している。僕は音楽はひかく的好きなので、3人が吹いている楽器の名前くらいは分かる。クラリネットとホルンとラッパだ。
吹いている人たちの横には[ジャズ!]と大きく書いてある看板がある。
ジャズと言うのは、曲をアレンジして演奏したりお互いにリズムを変えながらコミュニケーションをとったりする音楽の一種である。
その音楽を聴いていて、思ったのだ。
この街には色々な国の人が多い。だから、ジャズでコミュニケーションをとっているということなのか!確かに、音楽は、コミュニケーションのための方法の一つだ!
「よっしゃー!」つい叫んでしまう。
周りの人に見られた(恥ずかしい)。すると色々な国の人たちが「どうしたの?」とみんな日本語で聞いてきた。一応日本語は全員喋れるらしい・・・
僕は今日、言葉以外でもコミュニケーション方法として音楽があることに気づいた。
「旅は〜楽しい〜な〜」 終わり
by毛虫
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