生まれかわりセンター6話
朝です。外は雨がふっています。「ピー」とリリが鳴きながら、起きてきました。リリがまわりを見て言いました。
「あれ、ペロが寝てる。いつも早起きしてるんだけどな」
「ンァー、おはよ。リリも早起きだね」ノラが寝っ転がって言いました。
「あれ?ペロが寝てる。夜中に起きちゃったのかな?」と聞きました。
「クロロンは?」ノラが聞きました。
「おはよう!もう朝ご飯作ったよ!?あ、ペロはまだ寝てたんだね。わたしも夜中にちょっとおきちゃったんだよね」クロロンがとつぜん言いました。
「そうなの!?よく早起き出来たね」ノラが言いました。
「それとさ、ペロが起きたら朝ごはんを食べようよ。食べたらすぐ出発しようよ!」クロロンがうれしそうに言いました。
「じゃあ、すぐ食べれるように準備しとこうか。ペロの分もね!」リリが言いました。
それから、ノラとクロロンとリリはごはんを食べる準備をしました。たった3分で準備は出来ました。その時、ちょうどペロが起きてきました。
「ふゎぁー、昨日の夜は寝れなかったな。あ、もうみんな起きてたの?遅くなっちゃった。ごめんね」ペロがちょっと恥ずかしそうに言いました。
「大丈夫だよ。朝ごはん食べよう」ノラが言いました。
「モグモグ美味しいモグモグ」ペロが言いました。4匹は急ぎながら食べました。いつもは5分かかります。急いで食べたら1分しかかかりませんでした。
「よーし、いつもより早く食べ終わったよ」リリが言いました。
「そうだ!外は雨が降ってるんだった。このほら穴は深いから、あんまり音がきこえてこないんだよ」クロロンが言いました。
「そうなの?じゃあ、傘を作ろうか」ノラとリリが言いました。
「じゃあ、かさをつくるための葉っぱをさがそう」リリが言いました。
それから、4匹で木の葉っぱを取りに行きました。ほら穴から一番近い木の葉っぱを取りました。
「何枚くらい必要かな?」ペロが首をかしげて言いました。
「くきを持ち手にするからくきも必要だね」クロロンが葉っぱを取りながら言いました。
「じゃあ、葉っぱはこれくらいでいいかも!次は、くきを取ろう」ペロが言いました。
by みーちゃん