3つ目の漢字は、
久しぶりに(と言っても人よりも高頻度ではあるだろうが)、自分とは違う人がファシリのワークショップを受けてきた。
「あなたを表す漢字は?」と問いを投げられて出てきたのは「軽」。
そしてさらにもう1つ求められて出てきたのが「逞」。
こんな賢い漢字が私の頭の中から出てくるわけもなく、「たくましい」って漢字がいいかなぁと思いつい調べてしまったのは内緒である。
そしてさらにもう1つと言われた。
実は、1つ目からなぜか全然出てこずで、2つ目なんかはもう頭を抱えてしまったが、3つ目はなんでかすんなり出てきた。
3つ目の漢字は、「無」。
ほうほうなるほどね、とっても私らしい。
「無」ときいてどんなイメージを持つんだろうか。
だいたい否定する時に使われる言葉だから、ネガティブなイメージを持たれやすいこいつ。私にとってはとっても大切だなと思うこいつ。
私の中でのこいつは、スタート地点という意味なのだと思う。
人間といっても全員に当てはまりはしないだろうけど、無力、無能、無知そこに気づいた時から広がる世界ってとっても大きいなって思う。
もちろんその「無」の部分に対してネガティブなものを必要以上に持たなかったらの場合だけども。
一旦の諦めや崖から落ちる経験は一定数必要なのではないかなと思っている人間で。全てにおいての「無」を認めたところから全てが始まっていく。そしてその認めた後にね、ちょびっとの反骨心や好奇心が湧き上がってきた、それがきっとわたしのタイミング。
みんな、バカでアホで無力で無能なんだと思うのさ。
完璧な人間なんていなくて、どこかしらに穴ぼこがあるのさ。
それをそうなんです〜って笑いながら自分自身の何もない本棚を埋めようといろんな世界をみに行ったり、いろんな人と会ってみたり、いろんな経験をしてみたり。
そうして自分の中の「無」なんだけども「ある」ものに気づいていく、私にとってはそれがおもしろい人生だし、柳下根々の人生だなって思う。
私は「無」。
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