【山形】熊野大社 東北の伊勢➁ 2021年10月25日
蟻王山八幡宮 応神天皇
慶長3(1598)年、尾崎重誉が
信州からお遷ししたと伝わります。
梛を育てています。
愛宕神社
御祭神 火産霊神(ほむすびのかみ)
保呂羽神社 (ほろは)
御祭神 大名持神(おおなもちのかみ)
→大国主命
慶長3(1598)年、色部光長が造営
羽黒神社
御祭神 稲倉魂命(うかのみたまのみこと)
菅原神社
文殊菩薩
御祭神 菅原道真公 卯年の守り神
この文殊堂の裏手が!!
融通神社 (ゆうづう)
普賢菩薩
御祭神 角杙神(つのぐいのかみ)
辰・巳年の守り神
千手堂
千手観音
御祭神 国常立神 子年の守り神
高平稲荷神社
熊野大社の本殿裏に、
うさぎが三羽隠し彫りされています。
いつ頃か定かではありませんが、
うさぎを三羽見つけた人が
恋や願い事が成就したことから
「願いが叶う」「幸せになれる」と
言い伝えれています。
また、一説には、雨上がりの満月の日、
水面に浮かんだ月にうさぎが映しだされ、
風で揺れる月とうさぎの姿から
「波にうさぎ」と呼ばれるようになった
ともいわれています。
最後の三羽目を人から聞いたり、
場所を教えてしまうと
ご利益がなくなるともいわれている
当社に古くから伝わる伝説です。
二羽は、誰にでもわかります。
御祭神
熊野家津御子大神
(くまのけつみこのおおかみ)。
素盞鳴尊(すさのおのみこと)
本地仏は阿弥陀如来。
熊野夫須美大神と熊野速玉大神との間に
生まれた神様。
ケは食料の意味で、
人間生活で最も大事な食料を司る神様です。
御祭神 熊野夫須美大神
(くまのふすみのおおかみ)。
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
本地仏は観音菩薩。
神代の時代、最初に
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と結婚され
あらゆる命を生み出されました。
夫須美は産霊の意味で、
あらゆる物を生み出す力を表わします。
御祭神 熊野夫須美大神
(くまのふすみのおおかみ)。
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
本地仏は薬師如来。
神代の時代に最初に伊弉冉尊と
結婚された神様。
速は勢いのある様、
玉は魂の意味を表し、
生き生きとした魂、生命を表します。
幣殿と本殿の間には、通路があり、
分かれています。
皇大神杜 (こうたいじんじゃ)
御祭神 天照大御神
(おまてらすおおみかみ)。
伊弉冉尊(いざなみのみこと)と
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)との間に
生まれた神様。
御皇室の御祖神であり、
日本国民の総氏神です。
当山には、慶長3(1598)年、
尾崎重誉が信州からお遷しになりました。
御祭神 源義家公
(みなもとのよしいえこう)。
古代東北の大騒乱であった前九年の役、
源義家公は、その解決に尽力しました。
その際、義家公は、
紀州から熊野権現(くまのごんげん)を
再勧請したと伝えられています。
現在では、勝負の神様として
お祀りされています。
当山には、建長2(1250)年、
長井泰秀が造営しました。
御祭神 鎌倉権五郎景政公
(かまくらごんごろうかげまさこう)。
鎌倉権五郎景政公は、
源義家公の命をうけて、
紀州に赴き熊野権現を再勧請し、
大銀杏を手植えしました。
悪霊・邪気を祓う神様として
お祀りしています。
当山には、建長2(1250)年、
長井泰秀が造営しました。
金剛拳菩薩 (こんごうけんぼさつ)
御祭神 豊斟渟神(とよくぬのかみ)
丑・寅年の守り神。
神代の時代、
国土がまだ固まっていない時に、
天地の中から葦の芽が生じて現れた神様。
まだ、固まっていない大地を形成した、
土壌育成の神様としてお祀りしています。
当山には、慶長3(1598)年、
尾崎重誉が信州からお遷しになりました。
招魂社
第一鳥居の向こうに見えるのが、
西吾妻山です。
山の向こうは、福島県です。
熊野大社の御守に、
白地に、「命」の金糸のものがあります。
コロナウイルスは、
「命」に関わる伝染病で、
亡くなられた方も、一万人を超え、
また、ロックダウンに近い規制で、
経営難に陥り、経営者も、雇われるほうも、自殺する人も多くなりました。
悩まず、お話を聞いてくださる
場所もありますから、
「命」を大切にしていただきたいです。
また、昨今、高齢者運転による事故、
殺人も、連鎖反応が起きており、
こういったニュースも、
もう聞きたくありません。
一時の感情、恨みつらみで、
人の命を奪ってほしくないです。
こういった事件がなくなることを
祈るばかりです。
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