【山形】月山登拝で起きた事 2018年8月①月山登拝、なんだけど
仙台の朝
不思議な雲。太平洋沿いに、
黒い雲は、海風が入り込んでいる証。
仙台を、午後13時半ごろ、出て、
月山八合目駐車場をめざします。
鶴岡インター下車して、
ガソリン補給していきます。
下界は、30度を超えていた庄内平野。
まだ、1合目ほど。
夜道は、電灯もなく、真っ暗ですよ。
月山高原牧場です。
食肉用の牛を育てています。
まっすぐ。道は狭く、つづら折りです。
上から車が下りてくると思いますので、
スピードは出せません。
合目ごと、停留所があります。
鶴岡市バスも通っていますし、
シーズンは、
登山客の観光バスも通ります。
いつ、すれ違うかわかりませんので、
狭いので、スビートはかけられません。
ここが、冬期ゲート。
4合目を過ぎたあたりから、
霧がかかってきました。
月山は、1984メートル。
八合目駐車場で、1400メートルほど。
標高が高くなってきました。
月山の上部は、雲の中のようですね。
八合目駐車場に到達しました。
下界は全然、見えません。
気温も格段に冷えました。
だいたい、16度です。
駐車場にて、車中泊しますが、
一応、毛布やダウンなど、
持ってきました。
日が沈みました。
星も見え始めました。
午後19時25分。
かなり冷え込んでいます。
満天の星空でした!
星好きな方には、観測するのには
最高だと思います!
何十年ぶりかで、天の川を観ましたよ。
しかし、寒かった!
早朝登山される方は、防寒は大事です。
鳥海山の山頂が見えています。
登拝開始します。
午前4時40分、かなり風もあり、
体感は寒いですよ。
きっと下界は、
熱帯夜だったことでしょうね。
見えますか!山頂です。
あそこまで、2つの山を
越えなければなりません。
中之宮をめざします。
皆様は、「登山」ですので、
中之宮には、ほとんど寄りません。
午前4時50分ごろ、日の出
太陽の光が当たるだけで、暖かい。
ありがたいことです。
中之宮 御 田 原 (みだはら)神 社
あそこが、山頂ではありません。
すべてが順調だった。
それがこの後、思いがけない事が
起きるなんて、思いもしなかった。
素晴らしい天候でした。
ガレ場の参道。
とにかく、よそ見はできない。
中之宮が小さくなっていく。
たくさんの箱を背負った
男性とすれ違う。
野菜など、下から運んで登る人もいます。
それを夏場にアルバイトして、
脚力を鍛えている人もいます。
ほんと、最高だ!!
8月に入っての登拝は、初めてです。
もうこの頃には、
山のお花畑の花も少なくなります。
もう、種子になっているんです。
まもなく、9合目というところだった。
背中に、異様な重さを感じた。
大人一人分、
おんぶされたような重さだった。
前に進みたかった。
でも、前に進まない!
どうやっても、前に進まない!
月山は、霊山だ。
これは、この先、行くな!という合図だ。
こんなに天気がいいのに、と思いつつ、
登頂を断念して、
泣く泣く戻ることにしました。
中之宮が見えてきた。
見えてきた途端に、身体が軽くなった!
不思議なことが起きた!
なんだったのだろう。
そんなことばかり考えながら、
下山しました。
何度も登拝しているのに、
こういうことは、初めてのことでした。
中之宮でも、
お塔婆を供えられますので、
こちらで、ご先祖様や故人で供えました。
でも、なんだったのだろう。
どうして戻されたのであろうか。
気持ちは、登頂したかった~
いや~、ほんとに残念。
そうだ!羽黒山の、
顔なじみの山伏さんのところへ行こう!
鳥海山が雲隠れ。最上川。
下界に近づくにつれ、気温が上がります。
ぶはっ!クマが横断しとる!
ビジターセンターに寄って、
クマ出没を届け出!
これ大事です!
羽黒山頂、有料道路に入ります。
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