パワースポットの定義とは
一旦、確認しておきたいこと、
それは、パワースポットの定義です。
日本では、1975年以降に、
超能力者を称する清田益章が、
「大地のエネルギーを取り入れる場所」
として
「パワースポット」という語を使用し、
1990年代前半から、
その言葉がひろまった。
2000年代に入ると、
大衆向け風水やスピリチュアリズムに
対する人々の興味が高まった。
また神社仏閣などを巡る、
聖地巡礼ブームが起きた。
江原啓之は
神社仏閣を
「スピリチュアル・サンクチュアリ」
と呼んでいる。
2010年8月には、YOMIURI ONLINEで、
「特別な力が得られる場所として、
日本の全国各地で
「パワースポット」と呼ばれる神社や
山岳に人気が集まっている。」
とされた。
2010年9月23日にはNHKハイビジョンで、
『くまもとの風、
大地と天空のミステリー
くまもとパワースポット大紀行』
番組が放送された。
荒俣宏は、
「パワースポットは
大地の力(気)がみなぎる場所と
考えればよい」 と述べ、
そもそもパワースポットという
言葉こそは新しいが、
昔から大地の力を得ようとする
試みはあった、と指摘する。
荒俣は、
日本で言えば「熊野三山詣で」が
とても古い事例であると説明する。
荒俣は、
本来なら厳しい修験を行って、
はじめて得られる力を、
その場所に詣でるだけで得られる、
身分性別を問わず得られる、という
画期的なものであったとし、
ただし何の宣伝もなしに
人を集められるわけではなかったので、
言い伝えが用いられた。
同様に伊勢神宮にお参りする
「お伊勢参り」でも、
「修験者しか得られないパワーを
性別身分を問わず得られる」と宣伝した、
と説明する。
パワースポットへ行く目的を、
荒俣は、パワースポットで何を感じるかは
人により様々だとする。
そこにある自然を通して癒しを求めるのも、
やる気を得るのでも、
感じ方は人それぞれであると述べている。
俗に、パワースポットと言いましても、
皆様は、
「パワースポット」の定義って
知っていましたか?
パワースポット(power spot)とは、
地球に点在する特別な“場”のこと。
エネルギースポット、気場とも言う。
自然崇拝においては
風・雷・雲などのほかに、
山・大地・川・湖なども
崇拝の対象とされている。
地上の場に関しては
特に農耕民族ではそうである。
山は神聖な場所と見なされ、
神霊のすみかと見なされたり
同時に死者の国と見なされることが
少なくない。
日本では富士山、英彦山、白山などの
形状が秀麗な山や、
雨を降らせると見なされている山
(雨降山)、
特異な形状や温泉・池などが
認められる山などが、
古くからそして現在でも
崇拝されている(山岳信仰)。
川や湖の神聖視は、
特に北米のインディアンの
諸族に見られ、
水の精や水神が住むところだとされ、
伝説や神話が数多くある。
ウィキペディアより
パワースポットに行けば願いが叶う、
というようなものではなく、
その場に行って
大地や自然の氣を受け
感じ取るところ
それが、パワースポットである。
わたしは、
何度かお会いしたこともありますし、
セミナーで受講もしました、
山形県の出羽三山、
羽黒山宿坊「大聖坊」13代目
羽黒山伏 星野 文紘さま。
星野先達さまのお言葉に、
「頭で考えるな!
感じろ!!勘を磨け!!」
御山での修行に、二言はない。
山伏修行の基本は、
「受けたもう」の精神です。
その動作を、
恩恵を与えてくれる人(尊者)から
受ける、いただくの意を表す。
(尊者に)…させていただくことです。
なにをするにも、「受けたもう」。
この言葉しかありません。
わたしは、ある神社さんのツアーで、
出羽三山の月山登拝に、
何度か行かせていただきましたが、
月山自体、「霊山」です。
● 月山神社
月読命(月山権現)ー阿弥陀如来
●羽黒山 (現在) 出羽(いでは)神社
伊氐波神、稲倉魂命ー正観世音菩薩
●湯殿山 (未来)湯殿山神社
大山祇神・大己貴命・少彦名命ー大日如来
日本は、昔は、御山信仰でした。
神社は、パワースポットではなく、
鎮守の森
Guardian forest
単に
森羅万象に神様のおわすところ
神坐、神座
と言ったほうが、しっくりきます。