【出雲】出雲大社参拝の旅 ⑦2015年10月単独、出雲大社北島國造館(出雲教)、命主社、真名井の清水
川と言いますが、枯れていますね。
堆積しているものを
清掃しないのかしら。
國造館の乾(いぬい/北西)の方角に
古式に則ってお祀りされている
境内社です。
御三社には
出雲国造家の始祖である
天穂日命(天照皇大神第二御子神)、
荒神社には荒神(須佐之男命とされる)、
稲荷社には宇迦之御霊神が祀られている。
天神社
お祀りされている
少名毘古那命(すくなひこなのかみ)は
大国主命と力を合わせて
国つくりをなさった神です。
日本書紀には
「病気になったときの治療の仕方を定め、
鳥獣や昆虫の災いを祓うための
まじないの方法を定められた神であり、
人々は今に至るまで
ことごとくこの神のおかげを蒙っている」
とあり。
亀の尾の瀧
亀山の巌を落ち心字池に注ぎ込む瀧。
水は能野川の上流から引かれています。
明治の重臣・
東久世(ひがしくぜ)伯爵が
御参拝の折り、
「萬代(よろずよ)を
かけずくだけぬいはがねを
つたいて落つる 亀の尾の瀧」と
詠じられ、
以来こう呼ばれるようになりました。
池の中央に向かって伸びた松を「竜」、
ソテツを「寅」と見立て
「竜寅の池」と呼ばれています。
天満宮
御祭神は学芸の神・菅原道真公です。
公は國造家の始祖・
天穂日命の第十二世・
出雲國造氏祖命(うじそのみこと)の
第二の御子で、
相撲の元祖である
野見宿禰(のみのすくね)の血脈を
引かれています。
主祭神の
大国主大神をはじめ、
造化三神・天照皇大神・産土大神・
出雲国造家の始祖である
天穂日命が祀られている。
1882年(明治15年)
第76代出雲国造・北島脩孝
(当時の出雲大社少宮司)が
内務省の承認を経て、
創設した神道教団である。
現在第80代国造・北島建孝
(きたじまたけのり)である。
出雲教は
幽事を司られる大国主大神様に
お仕えしお祀りするという
出雲大社創建の精神を基として、
出雲大社という神社と、
その御神徳を広める教団としての
出雲教を区別して、
出雲大社をお護りしている。
わたし個人から、言いますと、
北島國造館に行きますと、
なんとも、違和感を覚えてしまいます。
その神社に行きますと、
自分には合う、合わない、
雰囲気で感じてしまうものですが、
どうも、異空間のような気分になります。
大門
安政6年(1859)
松江藩主松平安定
(まつだいらやすさだ)公が
武運長久、子孫繁栄、国土安全、
如意満足を祈念して奉献されました。
大注連縄は
長さ5.5m、中央の太さは約3mあります。
真名井社家通り
大社の東の門を出ますと、
人出は少なく、静かな通りです。
ツアーでも、
このあたりまでは来ませんし、
出雲の風情そのままに佇んでいます。
八岐大蛇のマンホール
命主社へ、参拝いたします。
正式な名称は
「神魂伊能知奴志神社
(かみむすびいのちぬしの
かみのやしろ)」で
天地開闢(世界のはじまり)の
造化三神の一柱、
神皇産霊神(かみむすびのかみ)が
祀られています。
巨岩の前に建てられていることから、
古代の磐座
(いわくら。神の御座所。
自然の巨石をさす場合が多い)が
神社に発展しました。
推定樹齢1000年といわれる
ムク(椋)の巨木があります。
高さ17m、根本回り12mもあり、
板状の根が発達し、
2m近くも根上りした見事な巨木で、
昭和51年(1976)に島根の名樹に指定。
この奥に、磐座がありますが、
時間がなく、断念いたしました。
持ってきました、
ペットボトルにいただいて
持ち帰りました。
10月の日の入りは、
つるべ落とし。
さて、急ぎましょう!