ごぶさたも、いいところです
皆様、ごぶさたしております。
なかなか、こちらに記事を書くことができず、
それでも、
覗きに来ていただきまして、感謝申し上げます。
昨年、母が、80歳を超えて、
パーキンソン病になりまして、
実家へ通い、通院や買い物などの用事に奔走。
そのうち、弟の1人が、
母からの遺伝によって、先天性腎嚢胞で、
それが悪化しての透析をずっとしていましたが、
秋に、透析の後遺症である、
血管と骨がボロボロとなり、
脊柱管狭窄症の破裂骨折。
5時間の全身麻酔で、骨盤の一部を移植し、
ボルト固定。
本来は、
破裂骨折は、10時間ほどかかるそうなんです。
弟の高いリスクによって、
それが精いっぱいでした。
しかし、
長年、病気による、たくさんの服薬で、
まさかの、術後せん妄!
長時間の麻酔による、幻覚と妄想、
一部記憶の喪失を
起こしてしまいました。
大きな病院でしたので、整形外科から、
一時、精神科病棟に移り、
正気に戻りましたのは、
1か月半もかかりました。
服薬している薬の一部が、
幻覚を誘うとして、減薬。
実家と病院を行き来の、大変な状況でした。
この長時間の全身麻酔は、後遺症が、
人によっては出てきます。
特に、高齢者は、
認知症に発展するおそれもあり、
また、精神薬、睡眠薬の常用は、
弟のように
幻覚や妄想、記憶の一部喪失することも
あります。
母も、まだ、家事ができている状態とはいえ、
介護認定。
弟も、障がい者、プラス、介護認定となり、
急に、身内に、
2人の要介護者が出てしまいました。
母は、
ドーパミンのコントロール薬を
服薬していますが、
年末あたりから、
こわばりが出てくるようになりました。
80歳過ぎての発症は、
老化というものがありますので、
いくら、コントロールする薬を飲んでいても
身体の代謝は、衰えてきていますので、
徐々に、こわばりが強くなり、硬直してきます。
倒れる前に、
施設への入所が必要となります。
母も覚悟をしているようです。
弟も、まもなく、
退院いたしますが、
透析の後遺症は、徐々に表れており、
4年前に、透析の告知を受けた際に、
医師から、
「いつ、お休みなさいと言って、
朝に死んでいるかもわかりませんよ。
透析とは、そういうことです。」と
宣告されました。
国指定難病の腎嚢胞は、
もちろん、薬はありません。
細胞のひとつひとつが、水ぶくれ状態で、
正常な細胞で、濾過をしますので、
そのパーセンテージが
低ければ、透析となります。
弟は、2つの腎臓で、正常はたったの6%です。
しかも、おととし、
片方にガンも見つかっており、
腎嚢胞であれば、
抗がん剤も、放射線治療もできない状態です。
推移を見守るだけです。
その中、
わたしは、ひとつの決断をいたしました。
この2人の要介護者がいながら、
和歌山県、高野山など、
6月に、一週間滞在を決めました。
ひとつは、ルーツのこと。
ひとつは、高野山参与会会員であり、
弘法大師空海の生誕1250年であること。
ひとつは、地元宮城県名取市にある、
名取熊野遷座900年であること。
これには、「名取老女」の件もあること。
ルーツに関しては、「名取老女」の時代、
もしかすると、先祖は、
会っていた可能性があるかもしれません。
なぜ、急ぐのか。
それは、この天変地異。
東海3連動が、大雨洪水によることが、
もし起これば、
原風景を失うからです。
なにか、今年は、無理しても
動かねばならないような気がいたしまして。
名取老女のことを調査研究されている方から、
「名取老女と熊野のことを
調査研究に入ると、
研究会があるのですが、
なぜか、皆さん、
身内に介護者が出たり、亡くなられたり
するんですよ。
どうしてか、わかりますか?
熊野は、
黄泉の国だからです」
これには、驚きましたが、
「やはり」という思いもありました。
今、この2人の要介護者について、
わたしがいなくても、
介護包括センターさんたちに、
気兼ねなく、委ねられるように、
その道筋をきっちりつくって
おかねばなりません。
母が、ようやく、
デイサービスの利用を了承してくれたので、
これも有難かったです。
パーキンソン病になって、すぐに
運転免許証も返還し、
容易に、友人たちに会うことができなくなって
執拗に、わたしが実家に来ないことに
苛立つようになり、
これでは、ダメだと考え、
まず、遠くなってきた耳に、補聴器をつくり、
デイサービスの利用を促したのです。
そこで、お友達でもできれば、
会う楽しさが出てきますので、
わたしに向くことも少なくなるでしょう。
元来、友達をつくるのは上手な人なので、
デイサービスはいいと思います。
アメブロのほうでは、毎日、
書くようにしていましたので、
そちらのものを少しずつ、重要なものを
こちらに、アップしていくようにいたします。
皆様、ほんとうにありがとうございます。