【岩手】早池峰神社 (早池峰山麓) 2017年7月
早池峰ダムをめざします。
ここは、岩手県花巻市大迫町。
早池峰神楽が有名です。
里神楽のうち山伏神楽に分類。
早池峰山にて修行していた山伏が
伝えたものとされ、
1488年(長享2年)に記された
伝授書があることから
南北朝の時期には既に確立されていた。
大償(おおつぐない)と岳(たけ)という
2つの神楽座があり、
それぞれ大償神社と
早池峰神社の奉納神楽となっています。
1975年(昭和50年)の
文化財保護法の改正によって
制定された重要無形民俗文化財の
第1回の指定を受け、
2009年(平成21年)に
ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
1595年(文禄4年)の獅子頭が
岳の早池峰神社に伝わっており、
大償神社には
1488年(長享2年)の神楽伝授書の
写しが伝わっているため、
少なくとも500年以上の伝統を持つ、
とても古い神楽であると言われています。
岳神楽
早池峰神社の門前に住んでいた
岳の集落が伝える、
早池峰神社へ奉納される神楽です。
山の神の面が口を閉じた「吽」の形を
しており、
五拍子で勇壮であると言われています。
大償神楽
早池峰山開山の祖である
田中兵部が建立したといわれる
大償神社の周辺の人が伝える神楽です。
山の神の面が口を開けた「阿」の形に
なっており、
七拍子で優雅に見えると言われています。
早池峰神楽の演目は、必ず始めに
式舞(鳥舞、翁舞、三番叟、八幡舞、
山の神、岩戸開き)を舞います。
その後、
神舞、女舞、荒舞、番楽舞、
狂言などを舞い、
最後には権現舞を舞ってしめます。
と、あります。
展望台のこちらは、権現さまです。
龍神さまの彫刻です!
おっ!狼ですよ!!
まほろばさんは、かなり詳しいです。
いつも読ませていただいています。
まもなく、
早池峰山の登山口という場所に、
早池峰神社があります。
駐車場から歩いて行きます。
この駐車場が、
登山される方々のためのものでも
あります。
先は通行止めです。
登山もここから歩いて行きます。
7月でしたが、
早池峰山のふもとは、肌寒いです。
霧雨なので、
また、何とも言えない雰囲気ですね。
大権現社の全体の写真を
掲載したいのですが、
なぜか、載せることができません。
何度か試みましたが、
権現さまからの禁止命令なのかも
しれません。
不思議な現象です。
賽銭箱の木目が、
波間から顔を出している、龍神さまか。
入り口の鳥居から、
そのまま入ってきましたが、
この拝殿の高さは、これほどまであります。
鳥海山大物忌神社 吹浦口ノ宮の、
あちらは、顔は損壊しているけど、
似てますね。
稲荷社、天満宮、弁財天、とあります。
湧き水ですので、飲水できません。
宮司さんは、常駐していません。
たまたま、この日はいらっしゃり、
御朱印や御守など購入できました。
赤い猿の人形は、無病息災。
絵札が、ほんとうに珍しい!
馬をひく猿や、お正月さまなど、
ありました。
神社の山門は、仁王門です。
元の道を戻りながら。
瀬織津姫神さまの像です。
次の、丹内山神社をめざします。
丹内山神社をめざします。