スカウトしていて遭遇した変なEP①
ルートです。
今日はスカウトをしている最中に遭遇した少し変わったエピソードをお話ししようと思います。
いつものように街へ繰り出し、綺麗だなと思う女の方に声をかけました。
その方は、高身長でスタイルが良く、髪の長い方でした。
「お仕事に興味ないですか?」
という件の話をしていましたが、その方からの返答はなし。
まぁ良くあることです。
…でもなぜか顔は笑っている。
興味がなかったり、鬱陶しいと思っている方は、だいたい表情にも表れるものですが、その方の表情はむしろ嬉しそうにも見えました。
ここで引いていては仕事にならないので、(鬱陶しそうにされたらすぐに引きます)話しをし続けていると、相づちを打ってリアクションはとってくれるようになりました。
ただ、相変わらず声は発してくれません。
それでも、にこやかなリアクションをとってくださるので、「連絡先を教えてもらうことはできますか?」と聞いたところ、快くうなずいてくれました。
「やった!」と思うと同時に、
何で連絡先を教えてくれるのに、声は出してくれないんだろうかと不思議に思ったので
「どうして何も話してくれないんですか?」
とたずねると、
「だって嫌われたら嫌だから」
と、ものすごい野太い声で返事が返ってきました。
「……!!」
声を聞いた瞬間に謎が解けました。
その方は男性だったのです。
「あたし、お兄さんタイプだから嫌われたくなくて…」
そうおっしゃってくださったのですが、
いやぁ、外見だけでは全く分からなかったです。
しかも中身すごく乙女。
スタイルの良い綺麗なお姉さんにしか見えませんでした。
男性と女性の見分けがついていないようではまだまだですね。
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