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歴史的1日を再現チャート!トランプ大統領が市場に与えた影響

以下、動画ナレーションの文字起こしです。

アメリカ大統領の就任は、世界中の投資家が注目するイベントであり、金融市場に大きな影響を与えます。この動画では、トランプ大統領の就任日における市場の動きをトレードシミュレーターで再現し、チャートの変動を振り返りながら、大統領演説や政策発表の要点を考えます。

シーン1:ニューヨークのオープン前

この動画は、トランプ大統領が就任する日のチャートを再現したリプレイです。

トレードシミュレーター「ワンクリックFXトレーニングMAX」で再現したリプレイチャートで作成しています。過去データから、当時のチャートをリプレイするだけでなく、同期チャートを作り、トレード練習や検証ができます。

すでに左下のチャートに表示されるビットコインが大きく動いていますが、ニューヨーク時間で深夜の1時30分です。試しにエントリーして、どのような動きをするのかを確認しています。

チャートの構成は、左上にドル円、左下にビットコインUSD、真ん中上に日経225、真ん中下にS&P500、右上にオイル、右下にゴールドが表示されています。すべてのチャートは5分足で、左上には日本時間、左下にはニューヨーク時間が表示されています。

ニューヨーク時間で、7時を過ぎてきましたので、チャートに変化が表れ始めました。

ワシントン時間の8時30分になると、ドル円は急激に円高方向へ1円ほど動き、日経225は350円上昇、S&P500も50ドル以上の値動きを見せました。

この時間は、米国市場の寄り付き前のプレマーケットの取引が活発化する時間帯であり、経済指標の発表などの影響を受けやすいタイミングです。この動きは、大統領の政策発表への期待と警戒感が交錯していることを示していると思われす。

シーン2:大統領演説の前半の解説

12時から就任式が始まりました。

トランプ大統領の演説の冒頭では、米国の新たな黄金時代の始まりを宣言し、繁栄と世界的な尊敬を取り戻す決意を示しました。米国が他国に利用されることを許さず、「アメリカ第一」の方針を強調しました。

主権と安全の回復、司法の公正性の再建、不正な政府の武器化の終結を掲げ、誇り高く自由な国家の再建を最優先課題としました。一方で、政府の信頼危機や腐敗した既得権益層の影響について警鐘を鳴らし、国民の保護を最優先にするべきだと強調しました。

自身の暗殺未遂の経験について触れ、「私はアメリカを再び偉大にするために神に救われた」と話しました。この部分では、大統領の信念や覚悟が示されており、聴衆から大きな拍手が起こりました。

シーン3:祝賀会と大統領執務室での大統領令署名

夕刻からの祝賀会では、トランプ大統領が参加者の前で大統領令にサインし、観覧席にそのペンを投げるパフォーマンスを行い、大きな注目を集めました。

その後、19時30分を過ぎにトランプ大統領は大統領執務室に戻り、WHOからの脱退発表、エネルギー政策に関する大統領令など、机いっぱいに積み上げられた様々な大統領令に次々に署名をしました。

関税に関しては、2月1日からのカナダ・メキシコへの関税強化宣言したものの中国の言及はなく、ディールの余地を残しているとも考えられます。

このタイミングで、マーケットは再び大きく動き、オイルやゴールドが特に反応を示しました。

シーン4:大統領演説の具体的な政策のピックアップ

トランプ大統領の演説では、米国の未来に向けた具体的な政策が発表されました。彼は、国家の防衛、経済の再建、エネルギー政策の見直し、社会的価値観の再定義を主要な柱として掲げました。

「軍最高司令官として、脅威や侵略から国を守ること以上に重要な責務はない」と宣言し、軍の強化に向けた具体的な取り組みを開始しました。これには、不法移民やテロなども含まれます。

また、環境政策に関しては、「グリーン・ニューディール」政策の終結を宣言し、電気自動車の普及策を撤回。自動車産業を救うため、国民が自分の好きな車を選べる権利を守ることを強調しました。

言論の自由に関しても、政府による検閲の廃止を即時実施し、「米国に言論の自由を取り戻す」との大統領令に署名しました。

軍人の待遇改善にも触れ、新型コロナウイルスワクチン接種の義務化に反対したために不当に除隊された軍人を復職させ、未払い賃金を全額支給すると約束しました。

経済政策では、パナマ運河の主権回復を目指し、米国の経済的優位性を確立する意志を示しました。加えて、宇宙探査への野心も明確にし、米国人宇宙飛行士が火星に星条旗を立てることを目標に掲げました。

社会政策については、白人と有色人種を区別しない、能力主義に基づいた公平な社会を構築することを宣言しました。米政府の公式方針として、「性別は男女の二つのみ」とすることを明確化しました。

エネルギー政策では、シェールオイルや石油の採掘拡大を推進し、「掘って掘って掘りまくれ(Drill, Baby, Drill)」という方針を打ち出し、エネルギー自給率の向上を強調しました。

ニューヨーク時間で再び朝が来ました。

まとめ

アメリカには大統領令という実行力の高い行政指令があり、政策が明確です。またトランプ大統領の英語は、簡単な単語が使われ、理解しやすいという特徴があります。個性的な演説ですが、メッセージが的確に伝わります。

常識の革命とは?

演説の途中で「The revolution of common sense. It’s all about common sense.」とありました。そのまま訳すと「常識の革命。常識がすべてだ。」となり、テレビなどでも「常識の革命」とテロップが出ていましたが、常識の革命だから非常識?などとなると全く意味が分かりません。

あくまで私の解釈ですが、コモンセンスは常識ではなく、「一般的な人々が持つ常識的な考え方」というようなニュアンスで話されているのではないかと感じました。

もう一度繰り返して、「みんなが知っているシンプルなことだよ」と強調しているように感じました。日本語にするなら「常識の革命」ではなく「良識の革命」の方が良いのではないでしょうか?

日本の政界にも、良識の革命を期待したところです。


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