スリランカの紅茶なら何杯でも飲めるのに！-妄想旅行記
さて、私の旅行記も第三弾となりました！ 正直、メジャーどころじゃないところを攻めてる感を否めないですが、レベルで言うならサブメジャーくらい？ でしょうか。前回のスイス（リンク）、前々回のペルー（リンク）に続いて、今回はスリランカに行きました！
早速だけど、スリランカには飛行機で直通で行くこともできて、だいたい９時間強くらいかかるの。前のスイスも直通便で行ったんだけど、やっぱり直通便は素敵だね。ただ今回はモルディブ経由っていうとんでもなく魅力的なのがあったから、めっちゃ悩んだけど、主旨がブレるから泣く泣く断念笑
ちなみにJALから出てるからすっごく安心しながら現地まで行けました！
着く先はコロンボっていう都市のバンダラナイケ国際空港っていう場所。スイスと同じパターンで、空港がある都市が首都じゃないの。ちなみに、スイスの首都をチューリッヒだと思ってた私ですが、今回は首都が違うことを知ってました。理由はくだらなくて、小学校時代の男の子の友達でハヤシ君っていうのが居たんだけど、その子がしりとりで「す」が回ってくるたびに「スリジャヤワルダナプラコッテ」って言ってきて、スリランカの首都だっていうから覚えた笑 誇らしげにそれを言うもんだからドヤ顔を未だにちょっと思い出せる。ちなみに、ハヤシ君、「スリジャヤ・ワルダナ・プラコッテ」って言ってたけど、正しくは「スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ」らしいよ。見てたら直しといてくださーい笑
ついでだから語ると今回、私が旅行先に選んだ理由は家にある紅茶でした。実は私は紅茶が苦手で、結構なコーヒー党だったんだけど、お母さんが買ってきた紅茶を飲んでから紅茶を飲む習慣が出来て、それがスリランカのウバ茶っていう銘柄でとっても美味しいの。それで今回は思い切って行っちゃうことにしましたー！ ちなみにちなみに、ウバ茶は世界三大銘柄茶に入ってるくらいだから、めっちゃめっちゃオススメです！
バンダラナイケ国際空港は日本の空港ほどの大きさじゃないけど、すごく清潔感があって、コンコースって言うのかな？ 中心部分がすっごくきれい。比較的に新しいのかな？ っていう感じでした。
さっき、コロンボっていう都市にあるって書いたけど、コロンボの中心部から結構離れてて、空港から出てるバスに乗って、１時間弱でコロンボの中心街につきます！ 私はなんか空港から出てる良いバスに一応乗ったんだけど、他にはもっと安い格安バスとかお値段ははるけどタクシーとかもいいかもしれないね。
バスから見た風景だとコロンボは中心の方は結構発展してて、レンガ造りの西洋風の建物とか現代建築が並んでいるんだけど（ポートっていう辺り）、ちょっと外れるとかハワイみたい？ な風景が広がってる。さらにそこから、ちょっと道をそれるとそれなりに治安の悪そうな風景が広がってる。屈強な肉体自慢の人以外は夜はちょっとっていう雰囲気でした。
ある程度のホテルであれば、通信環境もいいし、レストランもあるから、夜はもちろんだけど、基本は守られた場所であるホテルにいるのがおすすめかなー。
ちょっとネガティブなことばっかり書いちゃったけど、私は旅は安全でないと楽しめない！っていう信条だから書きました！ みんなも海外に行くときは、日本でもだけど、最低限の自衛を忘れずに！
さて、観光地紹介するよー！
まず、行ったのは、キャンディっていう町！ 可愛らしい名前だけど、その実態は仏教の聖地らしくて、すっごく神秘的な雰囲気。町全体がオリエンタルな雰囲気に包まれていて、東洋ファンタジーっていう感じで、とても素敵なの！
聖地ということには意味があって、仏歯寺っていうとこがあるんだけど、佛陀の歯が祀られていて、すっごく大事にされてた。ちなみに、スリランカでは最もメジャーな宗教は仏教らしくて、人口の７割くらいが仏教徒らしいよ。
キャンディで他に行ったのは、キャンディセントラルマーケット！ 実は空港に着いたときにスリランカのCAさんの服装が伝統民族衣装を取り入れた感じの制服で、めっちゃ可愛かったから、憧れからこの市場でお土産のサリーを買っちゃいました！ 緑のイメージがあったので、エメラルドグリーンの可愛いサリーにしました。ちなみに家に帰ってからいつ着ればいいのだろうってなってる笑
後はお茶葉の工場があって凄かった。ちょっとだけ現地でとれた私の好きなウバ茶も飲んだんだけど、とっても美味しかった。やっぱり現地のお茶は違うな―という感じでした。多分保存料とかの手が加わってないとかのせいなのかもね。本当におすすめだから、みんなもウバ茶飲んで欲しい。
あとね、ピンナワラのゾウの孤児院っていうとこもキャンディでは外せないです！ 色んな理由で保護された象たちを飼育？ している施設で、実際は放し飼いみたいな感じらしいけど、象をすっごく間近で見れて嬉しかったし、偶然水浴びの様子を見れて最高だった！
さて、実は今回の旅行の観光地のメインディッシュはここまで語ったキャンディーじゃないとこで、私が今回めっちゃ行きたかったのは「シギリアロック」！
さっきのキャンディーと一緒で世界遺産に登録されている場所で、ジャングルの中に岩山があって、それはそれはすっごい岩山なんだけど、その上に古代の宮殿があるんだよね！ ぶっちゃけテイストはマチュピチュとおんなじかも笑 でも、ジャングルの中に忽然と現れる岩山とその上にある宮殿はホントにホントに壮観で、形容しがたい荘厳さがあるんだよね！
やっぱりすごいのはその宮殿の精巧さで、1500年前に作られたと思えないほどの綺麗な石の階段が今でも残されてて、人間の文明の神秘を感じる。特に造形ですごかったのはその王宮までの道にライオンゲートっていうのがあるんだけど、そのライオンゲートにはライオンの前足の石造があって、もう本当にすごい！ なんかガイドさんの話だと、元々は巨大なライオンの顔もあったらしくて、古代に妄想を馳せてみたりして笑
古代の宮殿は普通にすごいんだけど、それと同時にすごいのはその見晴らしの良さかな。本当にジャングルにポツンとある岩山の上だから、絶景も絶景で、ちょっとムスカ大佐の気持ちがわかるくらい笑 「人がゴミのようだ」っていう表現は悪いけど、地上との高さ的に本当に天空にいるみたいな感覚になるの！
ちなみにちなみにすごいのはシギリアロックだけじゃなくて、それまでの道のりもで、水路とか庭園とかの施設の遺跡もあるから、それらもちゃんと見ると、とっても古代の神秘に触れられるのでオススメ！ 遺跡の入口の近くには博物館もあるので、興味のある人はめっちゃ行って欲しい！
うーん、なんかシギリアロックについて語ってたら、頭を使ったせいかかな？ 突然お腹が空いてきたような……というわけで、スリランカのグルメ紹介をしまーす！（前振りが雑でごめんなさい汗
スリランカの料理ってなんだろうかって思う人も多いと思うんだけど、やっぱりあの地域だし、海を挟んでとなりにインドがあることもあって、「カレー料理」がメインでした。スリランカのカレー、正直にいうとあんまりインドカレーとの差がわからなくて、感想的に語りづらいのですが……インドカレーが好きな私にとってはめっちゃ美味しかったです！
ただインドカレーのイメージにはない食べ方があって、それがインディアッパです！ インディアッパは簡単に言うと、つけ麵みたいなもので、端的言うとカレーつけ麺が食べれます！ 日本のカレーうどんとも違う、その味はすっごく美味しい上に新感覚でした。ちなみに日本のつけ麵よりはコシがなくて柔らかいから、硬い麺が好きな人はちょっと苦手かもだけど、それでも１回は食べて欲しい料理かな？
ほかの紹介したいカレー料理は、ゴダンバロティっていうので、すごく平たく言うとスリランカのカレーパンみたいな感じでした。ひき肉とか野菜をカレー系に味付けをして、多分小麦粉系の生地でくるんで焼いたもので、めっちゃ美味しいかったです！ そのまま、かぶりつける簡便さもあって、スリランカの滞在中、一番口にしたかも……。
スリランカの料理で特徴的なのはやっぱり島国ということで、魚介系が結構多かったかな。カレーでもマグロカレーとかサバカレーみたいのがあって、スリランカでもこの辺はすごくポピュラーなお魚みたいです。で、紹介したい魚料理がアンブルティヤルです！ 香辛料を使って魚を煮込んだ料理なんだけど、スパイスのせいもあって臭みが全くなくてめっちゃ美味しかった！ でもでも、ちょっと落とし穴があって、お店によって味付けに結構差があって、辛い物が苦手な私にとっては苦手な味付けもあったかなぁ。口に合うものに遭遇するとご飯がご飯がすすむ君なので、おすすめ！
一度しか口にできなかったんだけど、カトレットっていうのが面白かったよ！ 日本のコロッケのイメージに近いんだけど、コロッケってジャガイモとひき肉じゃない？ それがひき肉じゃなくて、魚のミンチなの！ いやー、この食べ方もあったのか！って感心させられる感じで、そしてすっごく美味しい。結構レアだからあったら注文推奨！！！
で、スリランカ料理を語る上で個人的に欠かせないのは「スウィーツ」。その中でもオススメ紹介してグルメ紹介を切り上げます笑
外せないスウィーツとしてまずは「カード」があります。カードはいわゆるヨーグルトなんだけど、めっちゃ濃厚です！ そして、そのせいですっごく酸味が凄くて、初めて梅干し食べた時を思い出しました笑 でも、酸味のおかげで濃厚なのにとてもすっきりした味わいでカレーの後にベリーベリーグッドって感じでした。それに基本的にはヤシの蜜をかけて食べるんだけど、この蜜が癖がなくて後味もしつこくなくて、とってもとってもカードとの相性が抜群！
他のデザートはやっぱり「ワタラッパン」かな？ スリランカのプリンなんだけど、材料が卵は一緒だけど他が違って、牛乳の代わりにココナッツミルク・砂糖の代わりに黒砂糖を使ってて、すごーく素朴な甘さが心地よいプリンです！ 私は大好きな紅茶と一緒に食べるのが大好きでしたね。これも食べて欲しいスウィーツですね！
グルメ紹介は終わりにして、駆け足だけどほかに行った観光地に軽く触れてますね！
キャンディーに寄ったあとにヌワラエリヤに行きました！ ここはセイロンティーの本場で、私のお気に入りのウバ茶ももちろん育ててます。紅茶工場が見学出来てすっごく楽しかったし、１泊だけしたヘリタンスティーファクトリーっていうホテルは、工場を回収したホテルでホテルの中で工場見学みたいなこと（どちらかという資料館みたいな感じ）ができてとっても良かったです！ ちなみに５つ星ホテルで、結構お財布からルピーが消えていきした涙 ただサービスは最高なのでおススメです！
スリランカの他の世界遺産（キャンディーとシギリア以外）にも行きました！ 行ったのはアヌラーダプラ・ポロンナルワ・ダンブッラですね！ アヌラーダプラはスリランカ仏教の始まりの都市らしくて、真っ白で球状の建物上に高台がついているルワンウェリ・サーヤ大塔は見てすごい衝撃をうけました。世界三大煉瓦建築にも数えられているらしいですね（他を知らない笑）
ポロンナルワとダンブッラはシギリアの前後に駆け足で見ることになっちゃたんですが、それではもったないレベルで良い所です！ ポロンナルワはあらゆるところに大きな彫刻のある彫刻遺跡で、巨大な涅槃像は本当に見物で記憶に焼き付いています！ ダンブッラは洞窟を利用した寺院なんですが、こちらもたくさんの彫刻があったのですが、それらと洞窟の鬱蒼とした雰囲気が醸し出す雰囲気はまさに「神聖」という感じでした（神聖だと「神」だからちょっとニュアンス違うかもだけど？）
今回の旅行ではスリランカの真ん中あたりを行ったので、またの機会があれば南の方に行きたい……。シンハラージャの自然とかゴールっていう城塞都市が凄かったらしいです。うーん、もう一度行きたいところ……。やっぱり一度の旅行なんかで、すべての良さを感じることができる旅行なんて無理ですよねぇ。
そうだ、今回の旅行記を書き起こしてて思ったことなんですが、スリランカってライオン推しすごくないですか？ ライオンゲートもですし、シンハラ―ジャも「ライオンの王」っていう意味らしいですし、そもそも国旗にライオンっぽい生物が！
気になったので調べたところ、スリランカはシンハラ人という民族が多いらしいのですが、その民族がライオンの血を引いているという神話から来ているみたいですね。ライオンの血を引くのか……カッコいいですね。ちなみに、スリランカにはライオンはいないらしいですが笑
さて、今回の旅行ではスリランカに行きました！ メインでは書かなかったけど、虫対策がちょっと大変でしたね。やっぱりあの緯度らへんの国の旅行では対策必須項目でした笑
すごく短い間にたくさんの世界遺産をめぐれた上に、美味しいスウィーツを食べれて私はすっごく満足できた旅行でした！ またペルーとは違ったオリエンタルなパワーを貰った感じがして、スリランカを選んだ私の目には狂いはなかった！ 是非またパワーをもらいに行きたいです！
古代の神秘がたっぷりのスリランカに是非足を運んでみてくださいね！
終
この旅行記は妄想です。こんな事実はありません。ネットで調べた上の方に出てきたありがちの観光地とご飯を並べて作ってみました。
写真：ジャングル風の温室