旅好きの独り言メモ-妄想旅行記(番外)
私は旅行がとても好きです。とってもとっても好きです。特に海外に行くのが大好きです!
初めて行った海外はイギリスで、高校の短期留学で行ったのが初めてだった。初めての海外はとても大変だったなって思う。まあこの話はいつか別にするとして、私が海外旅行で心掛けていることを今日は書こうと思う。
日本と言う国は本当に治安がいい。女の子でも夜中にコンビニ行くことが出来るし、それはコンビニが多いのもあるし街灯や交番の兼ね合いもある。夜中に入り用になって、コピーをコンビニに取りに行く時も交番の位置はちゃんと把握しておいて、最悪怖い人に絡まれたら交番に向かって助けを呼びながら走ればいいと思っている笑
でも、海外はそうじゃないことが多い。だから、国ごとにあった自衛をしなくていけない。最悪の場合を把握して大使館の位置だったり、夜の何時以降は外を出歩かないだったり、この地区の道は通ってはいけないだとか。
ただそれが本当の海外観光なのかなって思うことと多々ある。私は海外に行って、「いい影響を受けた」という人々があんまり好きじゃない。特に嫌いなのは途上国に行って「スラム街の子供たちの笑顔を見て」とか言うタイプの人たちだ。俗言う意識高い系って言うのかな?
その国の本当はきっと住んでみないわからない。たかが、学生風情が数日間行けるスラム街なんていうモノは、ある程度の安全が確保されており、あえてきつい言葉で言うなら、彼らを見世物にしているにすぎないのでは? とさえ思う。
だから、私は海外に行くときは逆に割り切ることにしている。私はその国の上辺だけを見る。観光地とされる場所を見て、安全とされるエリアで、その国の外部の人間に伝えた文化のみに目を向ける。
それはその国が隠したい闇がそこにはないだろうが、それに触れるにはリスクが伴う。私はただの旅好き、慈善団体でも戦場カメラマンでもない。綺麗な一面のみを見て感心すればいい。
海外の魅力は……いや国内でもそうかもしれないが、身の回りにない物をみることだ。それは綺麗に陳列されたものだけでもいい。あくまでレジャーとして行っているのだから。
いつも浮かれた様子の私だけど、海外旅行で楽しむためにシビアな自分がここにいる。
「私が見ているのは綺麗な偶像に過ぎない。そして、綺麗な偶像以外を見ないようにするために自衛する必要がある」
これが私の旅の裏面にあるものだ。
写真:オブジェクト