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セグナカットブレード
私のトップ画像にもしている、セグナカットブレードについてご紹介します。
セグナはダーカーから発売されているアウロヴェールLSというセルロースナノファイバー(CNF)をシート状にした特殊素材を挟み込んだアウターラケットになります。
弾みはアウター極薄カーボンに近い弾みがありますが、木材ラケットに近い球持ちと今までのカーボン素材と違うしなやかな打球感が特徴のラケットですね。
通常のセグナは板厚6.3㎜、ブレードサイズが158×152となっており一般的なレギュラーさいずのシェークよりやや大きくなっています。
そして今回紹介するセグナカットブレードは、セグナと同じ合板構成のままブレードサイズが約165×155というカット用ラケット並みのサイズのラケットになります。
カットブレードの重量は平均で90g後半となかなか重たい個体が多いですね。
基本的には攻撃用の性能のままブレードサイズのみが引き上げられています(グリップのデザインは変更されている)
ニッタクのバイオリンを元にブレードを大きくしたビオンセロと同じようなコンセプトですね。
その性能ですがベースがバリバリの攻撃用ラケットなので正直な所カットには向いてないと思います(^_^;)
仮にカットで使用するならバック面は相当弾みを抑えた異質ラバーでフォアはオール攻撃というタイプの人になると思いますね。
気になるのは同じ合板構成でブレードサイズだけ大きくなるとどうなるかという点についてですが、想像通り弾きはややダウン飛距離はややアップ、打球感は少しマイルドになっています。
ですので元のセグナより中陣プレーヤーに向いた性能に寄っていますね。
カットブレードと名がついているにも関わらず、カットより攻撃やブロックに活きるラケットですが同じ素材のラケットで選択肢が多いのはありがたい限りです。
異質ラバーを合わせる場合は個人的にスポンジが軟らかいタイプのものがバランス良かったですね。
弾きは他の同サイズのラケットより圧倒的に強いのでスポンジで持ってくれるものか食い込んでくれた方がコントロールしやすいと感じました。
このセグナにも使われているCNFは面白い素材なのでこれからどんな製品が開発元されていくのか楽しみになりますね。