【PHI】シュワーバーはDHに幽閉しなければならない
そして、ブライス・ハーパーは来年以降もファーストを守るべきである。
そう、みなさん薄々お分かりだろう、私はまたカイル・シュワーバーで閲覧数といいねを稼ごうとしている。
徹底的にシュワーバーネタに乗っかることに決めたのだ。
このnoteは極々単純な内容である。
なので、サクッとスナック感覚でお読みいただきたい。
シュワーバーのイメージって…
守備が酷くて打撃は四球と三振とホームランに全振りの究極のロマン砲
こんなものだろう。
そのイメージは100%正解である。
ただ1つだけ付け加えたい。
シュワーバーの守備は年々酷くなっている
そう、シュワーバーの外野守備は年々酷くなっているのだ。
21年が724イニングでDRS -5、昨年22年は1167イニングでDRS -14、そして今年23年が872.1イニングがDRS -21である。
去年までは『守備が酷い』レベルだったものが、今年は『絶対に守らせてはいけない』レベルになったのだ。
では、なぜ守備がさらに酷くなったのか。
この答えは簡単である。
シュワーバーの脚が遅くなった
外野手という1番走力が必要なポジションを守っているのだから脚が遅くなったら守備も悪くなる。
当然の話である。
以下の表はシュワーバーの各年の守備指標と走力をまとめたものだ。
今年になって急激に走力が衰えていることが分かるだろう。
また、今回のnoteでは触れないが以前は強肩だった肩にも年々衰えが見られるようになっている。
改めてシュワーバーに守備をさせてはいけないことがご理解いただけたはずだ。
未だにトップクラスの走力を見せるキアマイアー
さて、次にシュワーバーとは反対にベテランになっても脚に衰えが見られない選手も参考として見ていこう。
紹介するのは今年33歳ながらセンターのポジションをキープしDRS +16を記録したブルージェイズのケビン・キアマイアーだ。
表からも分かる通りキアマイアーは33歳になった今でも走力を維持していることが分かる。
30歳を超えて走力が衰えない選手はごく少数である。
上の『各年齢ごとの野手の平均スプリントスピード』の表を見ていただいても分かる通り年齢を重ねれば重ねるほどMLBの平均スプリントスピードを下回っていく。
その中で33歳になっても走力をキープしているキアマイアーは脅威と言っていいだろう。
6/1の試合で捕球確率15%の打球をスーパーキャッチした際にはMLBでもトップクラスとなる毎秒30.4フィートの速さで走っていたとのこと。
恐ろしい…
あと2年はDHで頑張ってください
この2年故障で守備につけなかったハーパーが塞いでいたDHのスポットもようやく開放された。
シュワーバーには残りあと2年の契約中はDHとして頑張ってもらいたい。
ちなみに冒頭で触れたハーパーについての話だが以前下記のnoteにまとめている。
今回のnoteにも繋がる内容なので興味ある方はこちらもお読みいただきたい。
それでは、今回はこの辺で。