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【PHI】まずは来年を考えよう3 - ペイロールがパンパンだ

どうも、フィリーズ担当のペンです。
躁状態のうちに一気にnote書いていこうと思います。

この『まずは来年を考えよう』シリーズですが、
前回の「2-赤色エレジー」でフィリーズからいなくなるであろう選手についてまとめましたので、
今回の第3弾ではフィリーズの来年のペイロール(サラリー)の状況についてまとめてみたいと思います。
それでは、noteスタートです。

フィリーズの長期契約まとめ

まずは現在フィリーズが結んでいる長期契約をまとめます。

■ 契約状況 まとめ

 Bryce Harper 13年(2019-2031)$330M
 2022年サラリー:$27,538,462

 Zack Wheeler 5年(2020-2024)$118M
 2022年サラリー:$26,000,000

 J.T. Realmuto 5年(2021-2025)$115.5M
 2022年サラリー:$23,875,000

 Aaron Nola 4年+1年OP (2018-2021+OP 2022)$45M
 2022年サラリー:$15,500,000

 Jean Segura 5年+1年OP (2017-2021+OP 2022) $70M
 2022年サラリー:$14,850,000

 Didi Gregorius 2年(2021-2022)$28M
 2022年サラリー:$15,250,000

 Kyle Gibson 3年(2020-2022)$28M
 2022年サラリー:$7,000,000

 Scott Kingery 6年+3年OP(2018-2023+OP 2024-2027)$24M
 2022年サラリー:$6,250,000

2022年確定分サラリー合計:$136,263,462

まだ一応オフシーズン始まってもいないのに、来年の契約が確定している選手だけでサラリーが1億3,500万ドル越えしています。
また、契約の総額が1億ドルを超える選手がHarper, Wheeler, Realmutoと3名おり、この3名全員の契約が残っている3年後の24年まではこの3名だけでサラリーが$7,500万ドルを超えることが確定しています。
23年も上記の3人とKingeryの契約に加えNolaのオプション1,600万ドルを行使するとほぼサラリーが1億ドルになる計算です。

さらにおそらくオプション行使されないであろうAndrew McCutchenとOdubel Herreraのオプション破棄費用が以下になります。

■ オプション破棄 費用 まとめ
 Andrew McCutchen $3,000,000
 Odubel Herrera $2,500,000
 2022年確定サラリー+オプション破棄費用 合計 $141,763,462

ここまでで来年のペイロール 1億4,000万ドル超えてしまいました。
もうすでにペイロールがパンパンだ。
ちなみにフィリーズのペイロールの最大値は2021年のラグジュアリータックスの設定値である2億1,000万ドルと考えてこれからの話を進めていきます。

調停持ちの選手たちのサラリーもプラスしていこう

さて、次は調停持ちの選手たちのサラリーも推定ではありますが合計していきましょう。
フィリーズの調停持ちの選手は以下になります。

■ 年俸調停持ち選手一覧
 Zach Eflin
 Rhys Hoskins
 Jose Alvarado
 Ronald Torreyes
 Andrew Knapp
 Travis Jankowski
 Seranthony Dominguez
 Roman Quinn

今回はこの中でほぼ間違いなくサラリー提示されるであろうEflin, Hoskins, Alvaradoの3名分の推定のサラリーを合計に追加します。
それ以外の選手はサラリー提示されるか不透明な上、あまりサラリーも高額にならないと判断して割愛いたします。
ちなみに調停持ちの推定サラリーはSportacとRosterResourceが算出しており、今回はその2つのサイトの推定サラリーのうち高い方のサラリーを採用して計算します。

■ 推定サラリーまとめ

 Zach Eflin $6,000,000
 Rhys Hoskins $7,600,000
 Jose Alvarado $2,000,000

 2022年サラリー推定合計 $157,363,462

ほぼ1億6,000万ドルですね。
オフに使えるサラリーは4,000万ドルほどでしょうか。
補強用の資金としては潤沢とは言えませんね。

まとめ

今回はフィリーズの来年のサラリーについてまとめてみました。
タイトルでネタバレしてましたが、フィリーズのペイロールがすでにパンパンであることよく分かるかと思います。
Corey SeagerやらTrevor Storyやら狙ってるという話もありますが、彼らともし契約ということになったらラグジュアリータックスは覚悟の上ということになりそうですね。

次回予告

次回は今までのまとめを元にフィリーズがこのオフにどう動くか筆者のない頭で考えてみたいと思います。

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