猫会議遭遇事件と猫が助けに来た?!話
フィールドを毎瞬、色とりどりにクリエイトする皆さま、こんにちは。
今回は、前に猫会議に遭遇した話と、
猫が助けに来た?!話です。
猫の世界を垣間見た時のほんとの話ではありますが、個人的な体験なので、ご了承ください。
わたしは昔は
犬派か、猫派かと、問われると、完全なる「犬派」でした。
なんなら、「猫なんて飼う人の気が知れない」くらいの勢いでした。
ところが、ある時、野良猫が車にひょいと乗ってきて、うちに来てくれるようになってから、
猫との同居が始まり、
まあ、「この世にこんなかわいい生き物いたっけ?」という、
猫溺愛人間になりさがり、
猫に、デレのデレに成り果てました(≧∀≦)
そんな猫との、歴史の中で、
猫がそこまで好きではなかった頃から、実は猫とは縁があったことを、ふと、思い出しました。
元々猫に距離を置いていた理由の一つに、
「奴らは油断ならない」
というのがありました。
というか、ペットなどというかわいい収まりのいいカテゴリーではなく、
自立、独立した、ちょっと怖い存在だと思っていたからです。
それを確信したのが、猫会議の遭遇だったのです。
昔、夜遅く自転車で帰宅していたある日のこと。
だいぶ離れた道の向こうに、何か異様な気配を感じ、
でも、いつものようにペダルをこいでいくと、
やっぱりなんかおかしい感じがして目を凝らしました。
すると何やら視線を感じ、近づいて行くと、道に丸いものが点々とある。。。
いや、道だけではない。
塀の上にも。。。
なんと、12.3匹の猫が円になって、
道にも、塀の上にも居るではありませんか。。。(ーー;)
その目、目、目が、じーっとこちらを見ている。
自転車なんてこいでそこを突っ切ることなんでできませんでした。
猫たちは、微動だにせず、わたしを凝視していました。
わたしは道を戻ることもできす、自転車を降りて押しながら、その円陣の真ん中を通りました。
猫たちは、わたしの移動と共に、その目だけを動かし、まんじりともせずに、わたしを見ていました。
わたしは小さな声で
「すみませーん。。。」
と言いながら、猫の間を通り過ぎました。
その時、わかったのが、
「あー、猫って、こうやって定期的に猫会議を開いてるんだ。。。
そして、どこそこの家の猫は、車にはねられて、死んだぞ、とか、
○丁目の家の娘の○○は、猫に優しいぞ、とか、
どこそこの○○という人間は猫を虐待するぞ、とか、
情報交換をしているんだ」
ということでした。
その時、猫はただ可愛がられるペットではなくて、
(なんなら、人間に、可愛がらせてあげてる(^◇^;))
なんでもわかってて、
テレパシーか何か、ちゃんと伝達手段があって、人間のことも、全部わかって情報交換もしているんだ、
と知りました。
それは、感覚として確信した、という感じです。
だから、猫は、人間の思う通りに飼うようなものではない生き物なんだ、と思っていたのです。
犬はもっと単純というか、人に従順な立ち位置を取ってくれる存在で、
猫の独特の複雑さがない、と思っていました。
(これも、のちに打ち砕かれることになるのですが( ̄▽ ̄;))
なので、猫には警戒していたのです。
とはいえ、結果、猫はやっぱり異世界交流をしている、地球に居る宇宙種族で、
可愛さで、人間を操れる凄い危険過ぎる生き物だという認識は変わりません^^;
猫会議に遭遇してから、随分経ち、
猫を飼ってみて、
猫は、やっぱり私たちのことをよくわかっている、と痛感しました。
そして、それ以上に、人のことをわかっている分、愛情に溢れた、無償の愛と献身で、
わたしを支えてくれている存在なのだということがわかりました。。。(ToT)
実は、「車にひょいと乗ってきたのら猫」と最初に書いた猫に、まずそれを見せてもらいました。
うちの子どもに、昔ちょっとしんどいことが起きた時、この猫はうちに来てくれました。
あるところへ遊びに行くと、その都度、道に出てきていたこの野良猫は、ある日、車のドアを開けた時、わたしの車にひょいと乗ってくれました。
それから、一度元にいた場所に戻るのですが、結局うちにまた来てくれたのです。
その猫は、初めてうちに来た日、なんとしんどいことがあった娘のベッドで、
一晩中その子どもの顔の横に寝転び、
なんと猫の手の甲で子どものほっぺを撫で続けていたのです!!!
そんな事ある!?
と、夜中にも、数時間経ってからこっそり見に行きましたが、
まだ、寝ている子どものほっぺを、
猫の手の甲で、くるくるとゆっくりさすっていました。。。!
なんなんだ、、、
と思いました。
猫が子どもの傷ついた心を癒しに来た?!
と本気で思いました。
ちょっと見ても信じられない光景でしたが、
やっぱり猫会議する「やつら」(笑)ですから、
わたしの中では、
「やっぱりこいつらは凄い」という当時からのリスペクトがありますので、
そうなんだろうと思ったのでした。
それから、随分暮らしてみて。。。
猫は、(実は動物全て同じなんだと後に知ることになるのですが。)
ほんとに一緒に暮らす人間を思い、
愛して愛して、支えてくれているんだ、
と理解するようになりました。
動物と暮らしたことがある人は、もちろんそんな事とっくにわかっていると思いますが、
ほんとに悲しい時も嬉しい時も、
寄り添い、
人間の家族に危険が迫った時には、
身代わりにすらなってくれることがあることも、その後わかりました。。。
なんなんだ、、、猫。。。
とにかく、その後もいろいろ猫達が、衝撃の事実を突きつけ、
わたしのちっぽけな世界を打ち砕いていきました。
そして、この時車に乗ってきた猫には、実はアニキが居たことがわかり、フラフラと死にかけたアニキも現れ、
うちにやって来ることになります。。。
その辺りのことは、衝撃的なことがありありのありだったので、
またいつか。。。
という訳で、猫恐るべし。
無償の愛に溢れたとんでもない愛の使徒、猫。
なんなら、なんでも見なくても知っている、猫。。。
あー、こわい。。。
帰ったらまた、モフモフの天国に誘う「やつら」に癒されてしまう。。。
恐るべし、可愛さの猫。。。
止まらないので、この辺で(^◇^;)
「猫会議」に遭遇したお話と、
「猫が助けに来た?!」というお話でした。
ありがとうございました。
今日も皆さまにとって楽しい一日でありますように。
戸張碧月