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面白かった!映画オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主
フィールドを毎瞬、色とりどりにクリエイトする皆さま、こんにちは。
今回は、自宅での時間がある中、面白そうなSF作品を探しては観ている中で、面白かった作品をシェアさせていただきたいと思います。
おうち時間が楽しくなるお手伝いになれば幸いです^ ^
いろいろ映画を探して観る中、いつも思うことがあります。
それは、
「映画は自分で観てみないとわからない」
ということです。
レビューが、最悪の映画!つまらない映画!
観なければよかった!など、
酷評だったとしても、
いざ観てみると、めちゃくちゃ面白い映画だったりします。
そして酷評過ぎて、実際観たら、ほんとに面白くない時は、かなり笑えてしまいます。(≧∇≦)‼︎
ほんっと、これ面白くない‼︎笑笑
そのリスクも鑑みて、楽しむのが映画の醍醐味でしょうか(^◇^;)
でも、これは面白かった。
「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07M62RDQS
全然知らなくて、なんとなく面白そうで観たところ、面白く、心に残る映画となりました。
なんでこんなに面白いのに、この映画のことを全く知らなかったんだろう、
と調べて驚きました‼︎
みんなも知らなかった‼︎
なんと、原作も有名で、
映画制作陣、役者陣共にマイナーな訳でもなく、
面白い映画なのに、アメリカ本土での上映なし、
日本とカナダの方で、ほんの少しの上映、
DVDはTSUTAYAのみ。
途中から、映画の出資に関して、なぜか出資側が支払わないということになり、裁判になったことも関係しているようですが、
その為、宣伝も上映もほぼ、なかったようでした。。。
でも、ほんとに面白い映画でした。
ここから、多少のネタバレなので、
何も知らずに観たい方は、ここまでで^ ^
実際、面白かった、と書きましたが、
ハッピーエンドとは言い切れませんので、
そういう意味では悲しい映画でもあり、
愛の映画でもあり、
希望という意味では真実でもあり、
映画として面白い、という感じです。
人気の原作小説があるということなので、なるほどな、と思いました。
要約すると、あらすじは、
霊能力の高い主人公が、
悪意だけの存在、
悪意からの行動で人を恐怖のどん底に陥れることに喜びを感じる存在に対して、
その能力を使って、これから起こるであろう惨劇を防ごうと行動する話です。
ただ、意外な展開と、全く、最後の最後まで、
真実としては何が起こっているかが予測できないため、
作品として、演出もテンポも、演技も、面白かったです。
ただ。。。(TT)
とにもかくにも、観終わり、主演の役者さんが素晴らしかったので、調べてみました。
しかし、大どんでん返しの結末に、
感動と悲しい気持ちのある中、
更に追い討ちをかけることが、、、。
主演のアントン・イェルチンさんは
亡くなっていました。。。
そして、あの大好きなスタートレックでチェコフ役として出演し、
自分の車と門扉に挟まれて亡くなったことをニュースで見ていた、
27歳の若さで亡くなった俳優さんでした。。。
調べるまで、恥ずかしながら、同じ役者さんだと気づきませんでした。
(スタートレックの役者さんには思い入れがあり、あー!あの役の若かりし頃の設定に忠実にいい役者さんばかり選んでくれている!と、キャラクターとして俳優さんを見ていました。)
ストーリーと、映画の面白さと、悲しさと、
感動と、素晴らしさの感動の波にどっぷり浸かっていた直後のショックは大きく、
でも、調べていくと、彼は難病に冒されていながらも、それをあまり公表することなく、
共存しながら、
身体も、心も、家族も友人も、人一倍、
大切に生きていたことを伝えるドキュメンタリーがあることも知りました。
命の時間を感じざるを得ない中で、誰よりも優しく生きることを選んだんだな、、、という内容で、
オッド・トーマスそのままのような、
「それでも、命を大切に最期まで生きる」
というメッセージのような生き様だったことにも、涙してしまいました。。。
映画では、
悲しみの中にあっても、人の心は悪意で汚されることはない。
そんな、いい映画でした。
ふと、
死亡のニュースを見た後、思いました。
スーパーマンや、オッド・トーマスのような悪意のある存在と戦う映画の主人公役の役者さんて、
よく、事故や難病でなんで死んだり、悲劇に見舞われるんだろう、と。
スーパーマンなどは、その役に選ばれた歴代の人が次から次へと悲劇に見舞われたり、亡くなったりしています。。。
まあ、これは、個人のつぶやきとして、本題に戻りますと、
大々的に宣伝されたもので面白いものももちろんありますが、
宣伝がされず、上映もほぼされなかった映画の中にあって、
いい映画、面白い映画でした。
この役者さんでの続編を観たかったです。
でも、アントン・イェルチンさん、ありがとう。。。
彼の死後に上映された「グリーン・ルーム」という映画があるそうなので、
また、こちらも観てみたいと思います。
(紹介を見てみましたが、面白そうでした^ ^)
という訳で、
映画は観てみないとわからない。
宣伝されていなかったり、
酷評されていても、
(この映画も、すごい酷評しているレビューが沢山ありましたので。)
自分には、とても楽しめる映画ってあります。
面白い映画に巡り合え、
楽しい時間を過ごせるといいですね^ ^
ありがとうございました。
戸張碧月