![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71968847/rectangle_large_type_2_2b2cb6f9eceaa0de3d3354f5dc5f7c79.jpg?width=1200)
ラーサとヤーサのお話シリーズ絵本「ミロとシャスヤーと雨の国」その13
お父さんとお母さんが行ってしまった後、
シャスヤーはカエルのミロに言いました。
「ミロは他のカエルみたいに死なないよね。」
ミロは答えました。
「さあどうだろうね。シャスヤーが水をくれたから僕は生きているけれど、みんな死んでしまったからね。」
シャスヤーは、カエルのミロと話ができるのです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71968914/picture_pc_23e70115340ae3aeeb96c60088f9df80.png?width=1200)
そして、ミロの身体がまた、乾いたのを見たシャスヤーは、あわてて水をミロの体にぬるのでした。
続く
戸張碧月
お父さんとお母さんが行ってしまった後、
シャスヤーはカエルのミロに言いました。
「ミロは他のカエルみたいに死なないよね。」
ミロは答えました。
「さあどうだろうね。シャスヤーが水をくれたから僕は生きているけれど、みんな死んでしまったからね。」
シャスヤーは、カエルのミロと話ができるのです。
そして、ミロの身体がまた、乾いたのを見たシャスヤーは、あわてて水をミロの体にぬるのでした。
続く
戸張碧月