見出し画像

読まれるnoteのタイトルとは? 一つの型をシェアします

こんにちは! フリーライターの中村です。

半年くらい前から、作家でライターのいしかわゆきさんにnoteに関して色々とアドバイス※をいただいているんですよ。
そのおかげでnoteの反響もよくなりました。いいね数は以前の3倍くらい。

※みずのけいすけさんが提供している「パーソナル編集者」というサービスを利用しています

いしかわさんには、よくタイトルを修正してもらいます。修正箇所を見返したところ、ある共通点を見つけました。
それは、読まれるタイトルは「読者がそのnoteを読んだ後にどうなるか?」を書いていること。

全てのnoteが当てはまるわけではありませんが、タイトルの型のひとつとして知っておいてもらえるといいかなと思います! 
最近書いた僕のnoteの中でも、反響の大きかった記事を例に挙げますね。

**

【いい感じのタイトル】
編集者から赤入れをもらっても、凹まなくなる3つのマインド

【もう一息なタイトル】
編集者から大量の赤入れをもらって凹むときは、こういうマインドをもつといいかも

いい感じのタイトルは「赤入れをもらっても凹まなくなる」と、この記事を読んだ後の状態を書いています。一方、もう一息なタイトルは「こういうマインドをもつといいかも」とアドバイス風です。

前者の方が「noteを読んだ後どうなるか」を読者がイメージしやすいので、クリックされると思います。

【いい感じのタイトル】
noteの書き方を変えたら「いいね」が3倍になった

【もう一息なタイトル】
noteを書くときはペルソナ設定が大事

いい感じのタイトルは、「へ〜、このnoteを読めば自分のnoteの『いいね』数も増えるかも!?」と思ってもらえますよね。

一方、もう一息なタイトルは、読んだ後にどうなるかわからない。そもそも「ペルソナってなに?」という人も多いでしょうし。記事の内容をイメージできないため、クリック率は落ちそう。

【いい感じのタイトル】
“個人の理念” をつくってみたら、仕事と人生の選択で迷わなくなった

【もう一息なタイトル】
“個人の理念” をつくってみたけど、なんか質問ある?

もう一息なタイトルは、ちょっと古いですが王道ですよね。もしかすると「個人の理念って何?」という疑問でクリックしてくれるかもしれませんが、ちょっと引きが弱い感じがします。

一方、いい感じのタイトルは、読んだ後をイメージできる。個人の理念って何? と思ったとしても「仕事と人生で迷わなくなるんだ。ちょっと読んでみるか」と思ってくれる人はいるでしょう。

**

コンテンツが溢れる時代において、どんな内容かわからないと皆んなクリックしたくないですよね。僕もそうだし。
だからnoteを書くときにも、「これを読んだらあなたはこうなれますよ」と明示することが大事なんだなと思います。

今回のnoteもそうです。
これがベストとは言いませんが、「読まれるnoteのタイトルとは? 一つの型をシェアします」というタイトルをクリックしてくれたあなたは、無意識に「このnoteを読んだから自分のnoteも読まれるかも?」と思ったはず。

これが、たとえば「タイトルをつけるポイントを公開!」というタイトルだと、ちょっと違いません? 読んだ後の姿をイメージしにくいですよね。

タイトルは奥が深いのでまだまだ勉強中ですが、僕の中でひとつの型が見つかった気がします。

今回は以上です!
何かの参考になれば🙏

P.S.
ありがたくもKADOKAWAさんから新著を出版することになりました!
『ライターとして生きていく』という本です。イベントなどを開催する予定なので、ぜひ公式LINEに登録しておいてくださいませm(__)m


いいなと思ったら応援しよう!