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キーショーン・デービスが圧勝で初の世界王座獲得!今後の展開は?
KEYSHAWN DAVIS WITH A VICIOUS BODY-SHOT KO TO WIN THE WBO LIGHTWEIGHT TITLE 🔥🔥 pic.twitter.com/puonj8Q1IR
— ESPN (@espn) February 15, 2025
キーショーン・デービスが予想以上の圧勝劇でWBOライト級王座を獲得。スーパースターになる男は一度のチャンスを確実にものにするってことか。
初回から頻繁にスウィッチしてラフファイト上等で距離を詰めてくる、どこかMMAも連想させる独特なスタイルのベリンチク。
普通なら手を焼きそうなものを3Rにはタイミングを見切ったように見えたキーショーンがレバーブローでスリップ気味ながらダウンを奪う。
勝負が決する4R。
劣勢の中、何とか距離を詰めようとするベリンチク、だけど上手くクリンチで阻まれ、パンチを当てられない。
余裕を見せ始めるキーショーン。ラウンド中盤のボディストレートを境に明らかにボディが効いてる様子を見せたベリンチクを逃さず、追撃のボディアッパーでKOしてみせた。
さて初の世界王座戴冠となったキーショーンの今後は?
同じTopRank傘下ながらIBF正規王者のロマチェンコは復帰の目処が立たず、有力ランカーのムラタラとアブドゥラエフがその暫定王座戦に出場。
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アマ時代に4度敗れているクルスもプロでの5度目の対戦はまだ時期尚早感だし、今日のアンダーカードで強烈なインパクトを残したメイソンとの対戦もボブ爺はメガファイトになるまで熟成させるだろうしね。
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今や全ての鍵を握るトゥルキさんもWBC王者シャクールには暫定王者セペダとの団体内統一戦、あるいはWBA王者”タンク”デービスとのメガファイトを優先させそうな気配だし、あっ、そもそもシャクールとは兄弟のような関係だったか。
そんなわけですぐにキーショーンにビッグマッチのチャンスが巡ってくる状況ではなさそう。
まずは上位ランカー相手に良い内容で防衛を重ねてしっかり足固めをして欲しいところだけど…
今の時代のスーパースター候補がそんな悠長なことをするとは思えない笑