
新設のPFLバンタム級Tにミックスの名前は無しも元UFCファイターが参戦

PFLバンタム級トーナメントの出場選手が発表された。
PFLにおいてバンタム級が他階級と異なる点は今年から新設されたということ。つまり顔ぶれが変わらないといったマンネリを感じることなく、これから積み上げられていくストーリーを一から追いかけられるのが魅力。
旧Bellator勢が顔を揃えるバンタム級。元UFCやMENA王者も参戦
そのバンタム級にエントリーされた顔ぶれを見ると新たにスタートする階級としては良い選手が集められたという印象。
まずはかつてRIZINとの二部興行で強豪サバテロに競り勝ち、昨年には王者ミックスをも追い詰めたマゴマゴ。彼を優勝候補に推す声も多いのでは。
一方ミックスとの王座戦が飛んでしまったイーゴ。16-1カスモフ、16-0ハミドフ、10-0クラークと、今までPFLには無かった階級だけにBellator出身のトップ選手とプロスペクト達が多く顔を揃える。
加えて昨年UFCをリリースされたばかりのハドリーとPFL MENA初代王者の タレブの出場が非常に良いアクセントに。
ハドリーはコンテンダーシリーズを経てUFC契約。デビュー戦は敗れるもその後2連勝して評価を上げるもダーデン、ジョンソンに連敗しバンタム級転向。バンタム級初戦は計量をミスするも勝利。しかし2戦目で緊急オファーでUFCと契約したばかりのスマザーマンに敗北。UFC通算3勝4敗、3連敗は無しとそこまでひどい戦績ではなかったにもかかわらず、突然のリリース。とはいえまだ28歳、新天地で全盛期の強さを取り戻す可能性も十分ある。
そして前評判が非常に高いタレブ。それもそのはずで、12-1の戦績も去ることながら現在UFCで3連勝中と飛ぶ鳥を落とす勢いのオリベイラをKOしているとなれば期待せずにはいられない。
ウェルター、フェザー、女子フライ級と既報の3階級が主役不在とマンネリ感でPFLのトーナメント自体に興味を失いかけていたけど、バンタムのお陰で少し興味を取り戻せた笑
UFC契約が期待されるメジャーどころの参戦はなし
一方でミックス、ペティス、ストッツ、サバテロ等メジャーどころの名前は無し。
パトリシオに続いて急転直下のUFC行きを期待しているから、ミックスの出場は無くてむしろホッとした?無事リリースされて交渉がうまく進むことを祈る。ペティスもUFC復帰を目指す旨の発言をしていたので今後何かしら動きがあるかもしれないね。
昨年10月にPFLに出場済みのストッツが今回トーナメントに出場しなかったのは意外。トーナメントにさらに箔をつけるという意味でもストッツにはエントリーして欲しかったな。