
1/100の男、マカチェフの偉大さよ
✅UFC階級ごとの契約選手数
ヘビー級/30名
ライトヘビー級/40名
ミドル級/68名
ウェルター級/89名
ライト級/102名
フェザー級/85名
バンタム級/84名
フライ級/50名
物寂しい重量級や軽量級を尻目に中量級の充実振り、特にライト級の100名オーバーは驚愕。
もちろん適当に集めた100名ではなくて、DWCSという篩にかけられた上で、あるいは他団体で十分な実績と人気を誇った上でUFCと契約出来た猛者ばかりの100名だもんな。
そんな魔境なのにチャンピオンベルトを巻けるのはたった一人。
ノーランカー同士の潰し合いに生き残ることが出来れば下位ランカーに挑戦。ここを良い内容で連勝出来ると上位ランカーと戦えるチャンスが与えられる。上位ランカー越えを果たし、さらに挑戦者決定戦的位置付けの試合に勝つことが出来てようやく王座挑戦。
ここまで無敗で辿り着くなんてことはほぼ不可能だし、もちろん負けたら列の後ろに並び直し。怪我による長期離脱だってあり得る。
運やタイミングの要素も大きくて、とんとん拍子にショートカットでチャンスが巡ってくる選手もいれば、勝っても勝っても思うように大きな試合が組まれない選手もいる。
UFCもあくまで利益追求のプロモーション会社だからそこに「人気」という要素が大きく影響することも否定はできない。
そんなわけで層が厚い階級になればなるほど、UFC王者になれるのは奇跡的なこと。
1/100の男、マカチェフの偉大さよ。
