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たぎる想い

5月22日

直腸がんがあることがわかり
おそらく人工肛門になるでしょう

と言われてから
noteを開く時間が増えた。


実は
すべて下書き保存して

まだ投稿していない記事が
たくさんある。


でも
そのどれもを
いずれ投稿しようと決めている。



今回のことがわかってすぐに

わたしの生き方の
なにが

がん細胞を作り出し
増やすことになったのか?

と考えてみた。


その時の直感的な答えは

「わたしはやりたいことをやっていないから」

「表現したいことを表現していないから」

「とにかく「だす」ことをしていないから」

というものだった。


肛門という

排泄にとって
重要な部分に滞りがあった

ということが
最大のヒントだ、と感じたのだ。


本当は
自分の感じていることを

もっと
この世界に向けて表現したい!


そう感じながら

自信のなさから
引っ込めていたことが

たくさんある。


そう思ったら
体がパソコンに向かうことが増え…

とにかく書きたいのだ!
という

自分の欲求を
満たすように
自然となっていった。


今でも

まだ書くこと(表現すること)に
躊躇する時もある。


(大丈夫かな?)

(あってるかな?)

と心配になって
表現することを

あきらめそうになることも
ある。


でも

合っているかどうか
正しいか正しくないかではなくて、

わたし
というひとりの人間が

感じたこと
体験したことを

表現することが
わたしにとって重要なのだ。


表現すること
そのものが
歓びであると同時に、

その体験
感覚
感情

そのすべてのプロセスからの
氣づきを表現し
分かち合うことで、

もしかしたら、
誰かの生き方の
氣づきの
助けになるかもしれないし、

その人が
いままで見ていた世界が
少し広がるかもしれない、

と思うと、
その歓びは
さらに大きなものになる。


わたしの体験が、
誰かのしあわせに

ほんの少しでも
貢献することに繋がるなら、

そんなうれしいことはないな。


そんなふうに
思いながら、
書いている。


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誰かの
表現したものは

多かれ少なかれ
必ず

それに
触れたひとの心に

刺激を与える。



わたしは

わたしが
生きているまっただ中で
表現したものに

触れた人たちへの
その刺激が

ほんの少しでも

自分を大切にしよう、とか

自分の内側の愛に氣づく、とか

自分の本質を生きるための

きっかけになったらな、

という想いが
ベースにありながら

表現している。



とはいえ
正直に言えば、

今回のことについては

「書かずにはいられなかった」

というのが
ほんとうのところかもしれない。


ここまで自己開示することに
何の意味があるのか?

とか
そんなことすら
考える余裕もなく

ただただ
ココロの内に在るものや

魂が望んでいること

いままで
出してこれなかった
わたしのすべての表現を

今ここで出さなきゃ
いつ出すの?!

くらいの状態だった。



こんなことを書いて

どうなるのか?とか。

わざわざ公開する必要あるのか?とか。

そこまで自己開示する必要あるのか?とか

さまざまな疑問が
一瞬
頭をよぎることは

冷静になると
わいてくることもある。


けれど
いまは

この行為が
わたしを生きる

助けになるのならば

それはもう
やらせてあげるしかないのだ。


それは
ほかでもない

自分自身のために。


そして
こうして書くことで

見えてくることがある。


それは
読んでくれる誰か、

いや
あなた

あなたに

向けて書いているからだ。


わたしは
ひとりで
ノートに
書くことが好きだ。

誰にも見せない
という前提で
それは書いている。



でも
ここで表現していることは

いつだって
そこに

読んでくれる
「あなた」がいる。


だから
書ける。

だから
書きたい。


理由は
さっき上に
書いたようなことなのだと思う。



そこに「あなた」がいて

わたしに

表現したい何かがある。


だから書いている。


こういう

時間を持てることが

本当にしあわせだと思う。



今日も読んでくれて

ほんとうにありがとう。



(以下
6月19日 追記)


そして

このnoteを読んで

友人たちがメッセージをくれる。

なかには
逢いに来てくれようとしている

友もいる。


とても

とても

うれしい。



体力が回復したら

ハルモニウムを持って

車で
全国をまわって

友人たちに
逢いに行く旅をしたいな、

なんて
思いを巡らせては

しあわせな氣もちを
味わっている。


今日も

こうして
表現させてもらえることに

感謝をこめて…


しお



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