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自然と、欲と、文化と。 in佐渡

ゆるりと月に1回、
地方創生について、楽しみながら学んでいます。

丸の内プラチナ大学
Day4は新潟県の佐渡。

地名は知っている、
位置もわかる。


でもそれ以上のことを、知らない。
そんな人も多いのでは?

(私はそんな人だった)

でも今年、あるシンボルが話題に。

その裏側とは・・!?

佐渡の金山

人力で、自然の景観を変えること。

現在の重機や技術を使えば、
海を埋め立てたり、
道を切り開く事は
よく見る光景。

でもそれが、江戸時代に始まり、
人力で行われたとすれば、
ちょっと想像が難しい。

新潟県の佐渡。

今年、世界遺産に登録された
佐渡の金山についてのお話を伺った。


人の力だけで山を割った
相川金銀山。



す、すごい。

人の欲の象徴のよう…

そんな印象があった佐渡の金山。
でもそれだけじゃなかった。

ここで採掘された金は、
なんと99.54%の純度にまで高められ、
流通していたのだそう。


生産から加工、流通まで
手工業で一貫して行ったシステム。

自然と、欲と、人の営みの文化が織りなす、
オリジナリティ。

世界に認められるために、
30年弱の時間がかかったそう。

今回の世界遺産登録は、
地域の方々の夢、目標であったと思う。

それと同時に、新しい始まり。

これをきっかけに、
多くの人の未来の訪問先に、
登場しますように。
(私含め♡)

金山だけじゃない

佐渡の方々はすでに未来の循環を見据えていて、
その魅力を伝える、
体験してもらうための準備に余念がない。

私自身、佐渡について知らなかったことが、
たくさんあったので、
ここに挙げておきます!

・雪そんなに降らない
→勝手に豪雪と思っていた笑

・新潟から約1時間でいける
→勝手に2〜3時間かかると思っていた笑

・沖縄+北海道=佐渡 一粒で2度美味しい土地
→きれいな海、豊かな山の自然、
そしてなんといっても美味しいお魚やお肉♡


・鬼がめちゃかっこいい
→集落ごとに鬼が太鼓の音で舞う、
鬼太鼓という文化が!

しかも鬼の舞がヒップホップのように、軽やかで力強い!(推し鬼ができそうだ♡)

紡ぐ、とは

佐渡の文化、歴史は
紛れもなくその時代、時代に
生きていた人の力によって紡がれてきたもの。

これからを考える時、
高齢化、人口減少と、
紡ぎ手が減っていくことは、
大きな課題。

これは日本全体の課題でもあるよね。

だからと言って、歩みを止めない力強さを
登壇頂いた佐渡の方々から感じました。

今、何ができるか。

どうしたら、外の人に楽しんでもらえるか。

この先も繋がってもらうには?

問い続け、動き続けること。
それこそが、『紡ぐ』という行動の中にある、
一つ一つの糸なのだと、教えてもらいました。


いつか私の『よそ者視点』も、
一つの糸として、織り込まれてみたいもの。

そんな妄想をしつつ、
毎度楽しみにしているグルメとお酒を
楽しませてもらいました♡

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