賃貸のプロが教える【1階に住むメリットとデメリット】
1階に住むということは、住宅探しの際に必ずと言っていいほど悩むポイントの一つですよね。そこで、1階に住むメリットとデメリットをまとめました。自分に合った住まい選びに役立ててください。
【メリット】
階段を上らなくてもいい 荷物が多かったり、足腰に不安のある方にとっては、1階に住むというのは負担が少ないので、ストレスなく生活できるかもしれません。
自転車やバイクの置き場に最適 階段やエレベーターを使わず、直接自転車やバイクを玄関先に置けるので、便利です。また、駐車場が無い物件であれば、駐輪場やバイク置き場は1階にある場合が多いので、車両の出し入れもスムーズです。
庭付きの物件が多い 1階にある部屋の多くは、庭付きの物件が多いため、外で過ごす時間を楽しむことができます。家庭菜園やBBQ、ペットと過ごすなど、1階ならではの楽しみ方があります。
賃料が比較的安い。1Fに住むということは、上記のようなメリットはありますがデメリットも多いです。その分賃料が安いというメリットもあります。入居者が決まりにくいお部屋の場合、賃料や初期費用の交渉もしやすいです。
【デメリット】
日当たりが悪い 1階以上の建物が建っていると、日差しが遮られることが多く、日当たりが悪くなります。ただし、周囲に高い建物がない場合や、南向きの物件であれば、日当たりは良くなることもあります。
音が響いたりする 道路に近い場合や、周囲に飲食店が多い場合、外からの音が気になったり、上階の生活音が響いたりすることがあります。また、家具を動かしたり、物を落としたりすると、音が階下に伝わる場合もあります。
眺望が悪い 外を歩いている人と同じ目線になってしまい、周囲の景色があまり楽しめないことがあります。
虫が入りやすい 1階に住む場合、上階に比べて虫が入りやすい傾向があります。特に、暖かい季節には注意が必要です。
防犯的に良くない(上層階と比べて、低層階だと空き巣に入られやすい)
低層階に住んでいると、窓からの侵入やドアの破壊など、空き巣による被害に遭うリスクが高くなります。特に、1階に住んでいる場合は、他の階よりも簡単に侵入される可能性があります。防犯面については、管理人さんやセキュリティシステムの整った物件を選ぶなど、しっかりと対策を行う必要があります。干している洗濯物が見られやすい 1階に住んでいる場合、窓からの景色を楽しめる反面、通行人や隣の敷地などから見られてしまうことがあります。特に、街路樹や街灯などがある場合、夜でも外から中が見えてしまうこともあるので、注意が必要です。干している洗濯物を隠す工夫や、室内干しの方法を検討するなど、対策を行うことが大切です。
以上のように、1階に住むメリット・デメリットがあります。物件探しの際には、自分がどのような条件を重視するかを明確にして、納得のいく物件を選ぶことが大切です。また、管理人さんやセキュリティシステムが整っている物件を選ぶことで、より安心して住むことができます。