シン•ウルトラマン。
世代的には「帰って来た」なんですけど、子どもの頃から「初代」にはなぜだかものすごく思い入れがあって。まあわれわれの世代でウルトラシリーズと仮面ライダーは、なんというか別格?な扱いになってる気がするわけですけど^ ^
カラータイマーのない、デザイナー成田亨氏の原画を尊重したという今回のウルトラマン。より宇宙人感出るようなスリムさです。エンドロールでは初代のスーツアクター古谷(アマギ)敏さんの名前もありましたが。
まだ公開直後だからあれこれ書くとネタバレしちゃうからまずいですね。最近、直前に気づいて直感的に動く、みたいなの多いですが、これも先週くらいに突然その気になって。せっかくなら公開日に、みたいな^ ^。20時過ぎの回を見たんだけど、思ったよりお客さん多かったですね。年齢層も割とさまざまに見えました。
映画の内容は書きませんけど、庵野節炸裂という印象(シン•ゴジラの時に同じこと思ったので、開始直後から、ああ、そうだった、こういう芸風(笑)だったと思い。随所にマニアネタを仕込んであるのが、これ一般の人面白いのかな?くらいの勢いで。
今日いちばんのマニアネタは居酒屋でのBGM。あれ聞いて「お」と思った人は間違いなくマニアです^ ^村野武範の顔が浮かびました?^ ^もうウルトラマンからどんどん離れてる(笑)。
登場する禍威獣と、対する禍特対との流れはこの映画、庵野映画ならではの展開。
ウルトラマンの扱いもなかなかに…なんとも言えない感じでしたが、ほーそうくるのかとか思っているうちに終わってしまいました。
この映画はツッコミながら見るのが健全なのか?よくわからんけど、気づいたらそんな感じで見ていて、終わり。ウルトラマン好きにとってはどういう展開でも楽しいかも?罪のない、という感じで見終われるのは、今どき幸せなことだと思ったり。なかなかスレスレなところもあり、この映画の評価はポイントポイントで分かれそうですが、僕は、あーもうなんも考えんで見れたなーよかったよかった、的な感想です^ ^。今の映画はなんか残そう意識みたいなのをついつい感じてしまうので、こういうのは逆に貴重かも。実際には監督たちの想いもあるでしょうから、どっかで聞いたり読んだりしてみたいです。みなさんぜひ居酒屋のBGM聴いてニヤリとしてください^ ^。