コト*息子の行動からのまなび
子供の行動からのまなびのお話です。
息子は視力というか見え方の影響で、高いところが苦手。
小さい頃はその原因がわからずにいたため、少しの段差でも怖がり、臆病すぎるのではないか?と思っていた。公園でも同じぐらいの子が平気で遊んでいる遊具ができない。残念だなぁって自分のモノサシでしか見ることができなかった。しかし、その後検査で先ほどのことがわかり、とても申し訳ない気持ちになった。
情けないことだが事実がわかり自分のモノサシが変わった。残念に思うのではなく、しかたがないと受け入れることにした。これぐらいできた方がよいから、できないことは無理する必要ないと思うようになった。できるようにサポートするより、本人がやりたくなったらサポートしように気持ちが変わった。
月日が流れ、昨日の公園での出来事。
息子がずっと苦手にしていた遊具を恐る恐るトライしていた。なんどもなんども。そしてついに恐怖を克服してクリアした。鳥肌がたった。涙が出そうだった。なんてことがないただの公園の遊具である。泣くほど大袈裟な試練ではない。でも息子にとっては長年の壁。そして一度クリアしたら、次回からは何を怖がっていたのか?というぐらいすんなりと遊んでいた。
人間の学習能力はすごい。と感じた。一度できてしまえば世界が変わる。
とても勇気をもらった一瞬であった。
「ありがとう、父ちゃんにもできるかな」と思えた瞬間であった。
苦手なことを無理する必要はないと思う。しかしその苦手を自分が克服したいのであれば話は違う。自分の心の声を正確にみきわめて決断しよう、そうしよう。
息子よありがとう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
誰かのお役にたてれば。
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