013. 大晦日に思うことが爆発

辻本さんへ

お久しぶりでございます。どの口が、11月中に2回目のぞろ目旅をしようなどとほざいたのでしょうか。はい、わたくしめの口でございます。あの島根鳥取境旅から4か月も経った・・・はやい・・・

あれから私は転職に向けて怒涛の引継ぎ、送別会という名で飲み歩き、ドキドキのPCR検査を経て、無事にブルンジに来ました。成田では隣のおじさん達が「おい陽性出たぞ。たぶん最近ワクチン打ったからや。出国できへんぞどうする、あいつに連絡しろ!」とか言よってまじドラマやった。出国するとき無性に不安がこみあげてきて、お見送り来てくれた同期に「どうしようーーー」とか叫んだ。そしたらお餞別にチョコとハッピーターンくれた。そのあと飛行機乗ったらCAさんからアフリカ独特の匂いがして、そのおかげでなんか落ち着いたのが一番の思い出!

20周年記念誌おつかれさまでした!実はまだ全部読めてないがやけど、ブルンジ時間の大晦日に、つまりこれからじっくり読みたいと思います。Fbは見たけど、作ってどんな気持ちになったかとか、また聞かせてほしいな!2022年、私が帰国するタイミングにぞろ目旅しよ!!!(懲りずに提案はいっちょ前にする笑)

前回の記事の感想:「1. 見れない」やと思った、残念不正解!わたし正直細かいことやルール苦手で、正ー直感動するほど面白いとは思わんかった笑!けど辻本さんとお父様がテンションあがってるの想像して、2人は面白いことを見つけたのだと、それに私もテンションあがったよ!笑 また感動や面白いことの共有待ってまーす!

さて、本当は『2021年の振り返り』とかかっこよく綺麗に書こうと思ったけど、SNSに年末振り返り投稿しようと思って考えてたら超もやもやしてきて、あーこれはnoteを介して辻本さんに聞いてもらおと思って書いてます。

なんかさ、協力隊のときもそうやったけど今またアフリカに来て、なんで生まれた場所が違うだけでこんなに違うがやろって思うわけよ。こんなに発展した21世紀で、いまだに超遠くまで水汲みにいかないかんとか、学費払えんくて小学校中退とか、読み書きできないとか。私の今の環境は私が勝ち取ったものではなくてたまたまそう生まれて、まわりに恵まれて、自分もちょっとは頑張ったからやのに、なんでこんなに違うのだろうと。私が幸せで彼ら彼女らが不幸やとは全く思わんし、日本人の方が不幸なんじゃないかと思うこともあるがやけど。実際ウガンダ人に「日本みたいに時間に厳しくてマトケ(主食の甘くないバナナ)がない国には住めない」って言われたことあるしね。幸せは一人ひとりが決めるものであってどっちがいいとか悪いとかじゃなくて、なんでこんなに違うの?なんでそんな過酷な環境で生きてるの?っていうのがシンプルに疑問というか不思議というか。もちろん日本にも過酷な環境はあると思うがやけど。歴史もレベルも違うからそこは同じ土俵で議論することは避けたい。

街に出るたびお金ちょーだいと言われながら、私は電気も水道もすべてが整った家に帰る。治安問題も含めて私がこの暮らしを捨てることはないけど、このギャップはなんなんだと・・・。毎日毎日センセーショナルにこんなこと感じてたらたぶん精神もたんしそこまでセンシティブな性格じゃないからふつーに過ごしてると、物乞いおる風景も当たり前やし、自分がいい家住むのも当たり前に感じて逆にこのギャップへの違和感も忘れてしまいそうで、それは嫌やなって。だから振り返り投稿に「私はこんなにいい暮らしできてるのになんでそうじゃない人がいるんだろう。この違和感を忘れないでおきたい」的なこと書こうと思ったがね。そしたら、なんか間接的に友達を責めるような気持ちになってしまって。自分がそう思うってことをシェアしたいだけやけど、なんかうまく書けんくて、けっきょく削除したよねー。私のこのもやもや伝わる?笑

嘘偽りなく自分の気持ちをまっすぐ気持ちよく伝えることができなくてすっごくもやもやする。すべての人に理解してもらおうなんて思ってないし、一握りの本音を話せる辻本さんみたいな人がいれば満足やけど、でもでも、仕事的にもう少しまっすぐ、心からの気持ちを伝えられるようになりたい。もし伝えることでアフリカも日本もよくなるやったら私個人の想いを超えてできるようになりたい。まだ整理ができない助けて笑

助けてというのは95%冗談で、今はもう少しこの気持ちを寝かせて発酵させる時間が必要なのかなと思っております。はやくすっきりしたいけどきっとこの時間も重要なはずやもんね。

そちらはどんな年の瀬をお迎えでしょうか。年末年始ぐらいはゆっくりして英気を養ってください。

来年もよろしくね!


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