37.夏雲の午前
車窓から見えるのは夏雲。
こんなに燦々としているのに
12時頃にゲリラ雨がふるらしい。
朝の日差しで白く輝いている家々は
これから雨が降るのをわかってないみたい。
見下ろす街には日傘を指す人達。
あの日傘が午後には傘に変わるって想像すると
なんだか面白い。
昨日からなんだかついてない。
いいことは続くし
悪いことも続くのはなんでだろう。
がああ。
私の隣では細身の男の人が
マルチの勧誘している。
それを熱心に聞いている女子大生。
悪い大人いっぱい。
暑いな。喉乾いたな。
駅に着いたら
炭酸のジュースを一気に飲むんだ。
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