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マサイの飯ってどんな飯?

タンザニアでマサイの村に宿泊していた私たち。

村に来る前から疑問に思っていたことがあります。それは
「マサイの人たちって何を食べているんだろう」
ということ。

マサイの料理だけでなく、アフリカの料理のイメージって
基本は豆とウガリ(アフリカで食べられる主食)しかなく、
村になると虫がタンパク源として食べられているのかなぁ、なんて思っていました。

なので村で苦労するのは食事だろうな・・・と不安に思っていたのですが、
ところがびっくり。
マサイの村で食べたご飯がアフリカで食べたご飯の中で一番美味しかったです。

豆やウガリ、虫を食べているわけではなく
トマトを使った肉の煮込み料理や、
主食も米やウガリ、チャパティなど食のバリエーションが豊富でした。

今回は、いただいたマサイ村でのご飯を紹介したいと思います


チャパティとチャイ

朝ごはんはチャパティとチャイをいただきました。
これが絶品で、チャパティは特に味付けもされていないシンプルなものでしたが、
ほんのり感じる素材の甘み、
直火

で焼いたからこそ感じる香ばしい焦げ。

おかずがなくても美味しかったです。

そしてチャイ。こちらは朝とれたての牛のミルクで作ったもので
程よい甘味とあったかさが朝を気持ちよくスタートさせてくれました。

牛もつのトマト煮込み

すいません!写真撮ってなかったのです!

晩御飯に作ってくれたものが牛もつのトマト煮込み。
シンプルに牛モツをトマトで煮込みニンニクと塩で味付けした料理でしたが
牛もつは臭みが全くなく、肉の出汁が効いていて
久しぶりに「旨み」を感じたご飯でした。

うますぎて何回もお代わりしてしまった笑

バナナのトマト煮込み

バナナのトマト煮込み
バナナめっちゃ多い

「バナナを煮込んでご飯で食べる・・・?」
最初は想像もできませんでしたが、これもまためちゃめちゃ美味かった・・・!

味付けは牛もつのトマト煮込みと似ていますが、
肝心のバナナはジャガイモのよう。
そのため、ミネストローネのような味わいでした。

余談: マサイ族の食事のルール

ここで、マサイ族の食事のルールも聞けたのでお伝えしようと思います。
マサイの男達はある年齢になると村の戦士になるのですが、
戦士は母親の前で肉料理を食べてはいけないそうです。

なので私たちが肉料理を食べている側で、村の男の方達は
ウガリとケールの炒め物やスープといった
野菜のみのご飯を食べていました。

ただ、先ほど述べたように母親の前でなければ肉料理を食べてもいいので
後日、一緒に街に行った際は肉をむしゃむしゃ食べていました。

マサイの料理のまとめ

まとめると、マサイの料理はあっさりとした味付けだが、
旨みが効いていて美味しいご飯でした。

日本人の口に合う味だと思います。

毎食、村長の奥さんが作ってくれたのですが料理が上手すぎます・・・
感謝しかありません。
ぜひマサイ料理レストランを開業してほしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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りょうま | ほぼ初海外で世界一周中
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