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MERON流、魂天となる
MERON流、魂天達成おめでとうございます!
麻雀界隈で脈々と語り継がれるMERON流の存在を皆様ご存知でしょうか。
恐らく、「え?何それ?」という感想を持った方も多いと思います。そう、MERON流は一子相伝の北斗神拳のように秘匿されてきました。と見せかけて一代で築かれました。
MERON流の開祖であり、MERON流のMERON流たるMERONの証、MERONの実態について、本日はMERON流7級のrook7がその魅力について余すことなく解説していきます!
本題に入る前に、ここでクイズです。
MERONという言葉がこのnoteで何回出てきたでしょうか⁉︎
正解は…
10回です‼︎
そろそろ皆様の脳に”MERON”が定着してきたのではないでしょうか。MELONではないですよ、MERONです。
ちなみにrook7勉強会のメンバーが魂天達成する度にお祝いnoteを投稿しているのですが、ライブ感を重視して毎回推敲せずに短時間&勢いで執筆しています。
ということで、今回もダイレクトに私の思いを乗せて、盛大にお祝いしていきます!
MERONとの出会い…
MERONは2ヶ月間コーチング企画で選ばれし初期メンバーです。コーチング企画が終了した後も、rook7勉強会の一員として楽しく交流しております。私はMERONのことをリスペクトを込めてMERON流と呼んでいます。
MERONはMERON畑というDiscordの自サバを運営しており、初心者から上級者まで沢山の雀士に親しまれています。
麻雀打ちにここまで愛される雀士はなかなかいないのではないでしょうか。
私も一人の麻雀打ちとして、「尊敬する雀士は?」と聞かれた時にMERONの名前を出す程です。ちなみに大事なポイントなので補足しておくと、麻雀打ちとして尊敬しているだけであって、人として尊敬している訳ではないということです。MERONは人として到底尊敬できる者ではないのです。
「人の話は聞いているようで聞いていない」、「セット麻雀に来た時の財布の中身が500円」、「その日暮らしで、たぶん貯金は0」。
どうでしょう。自分の人生を賭けて博打を打っているようなノーガード感です。そして一番恐ろしいことは、本人は自身の生活に危機感はなく、充実した麻雀ライフを送っているように見えるということです。大金を賭けた博打打ちが生活を賭けてギラついているのとは訳が違います。MERONは至極穏やかに、ニコニコと麻雀にオールインしているのです。博打打ち達とは異なり、MERONはノーレートでセットを組んでも夜行バスで数時間かけて打ちに来ますし、初心者にも無償で麻雀を教えます。
世間一般の評価は「ダメンズ」に落ち着くと思います。しかし、MERONにとって世間の評価など雑音に過ぎないのです。MERONはきっと麻雀が打てれば幸せなのです。麻雀打ちにとって、麻雀を打てれば幸せというのは無敵です。だって、「麻雀で目標を達成できないから挫折する」、「やるべきことをやるために麻雀を引退する」等は、麻雀以外が中心にあるから起こる事象です。
MERONの中心には麻雀があります。麻雀打ちとしての純度は私が出会った雀士の中で最も高いと言えるでしょう。
そのような麻雀打ちとしての魅力に溢れたダメンズのMERONですが、一度だけ麻雀関係で真剣に凹んでいることがありました。そう、当時雀荘のメンバーとして働いていたMERONですが、”クソ鳴きのし過ぎ”で同僚やお客様から怒られまくったのです。麻雀を愛するMERONにとって、自分が正しいと思う打牌を捻じ曲げることを強要されるというのは耐え難いストレスだったかと思います。
相談を受けた時、「じゃぁ面前派で打てばええやんww」と内心思いつつ、職業柄身に付けた受容と共感のカウンセリングマインドを発揮しながら話を聴いた覚えがあります。しかし、仕事中以外でカウンセリングをしないという信条があるため、私は真剣に話を聞いていませんでした。なので、何を話したか覚えていません。
気づいたらMERONは雀荘の仕事をやめていました。きっと、色々と葛藤があったかと思います。もしかしたら、大好きな麻雀が好きではなくなってしまうのではないか、そのぐらい悩んでいたかもしれません。しかし、私はちゃんと話を聞いていなかったのでそこら辺はわからないですし、興味ないです。
大事なのは、今MERONが麻雀を楽しんでいること、麻雀を楽しんだその先に魂天達成することが出来たということ、この2点かと思います。
本当におめでとうございます。
rook7勉強会発足から、一番弟子unilo君、光の雀士なりさん、rook7のサブ垢、クソ鳴きMERONと4人目の魂天達成となりました。MERON以外は放っておいても魂天に余裕でなれそうなメンツでしたが、MERONに関しては結構調整を手伝いました。MERON流の個性を大事にしながら長所を伸ばすために、肥料(ヒント)を与えてきました。大事なのはあくまでも自分で気づくということです。MERONは人に答えだけ教えられて「はい、わかりました」と素直に聞くタイプではないからです。
もっとも、私だけではなくMERONの周囲には上級者がたくさん居ましたので、色々な方と切磋琢磨してきたのではないでしょうか。麻雀打ちに愛されるMERONの特権かと思います。
ここまで、祝福の意を込めてMERONを称賛してきました。しかしながら、「こんなクソ鳴きしてるやつが勝つのは納得いかねえ!」「運だけ野郎!」「ポンコツ牌効率!」とMERONアンチの皆様の期待にも応えなければ平等とは言えないでしょう。
そうです、実はMERONアンチはめちゃくちゃ多いです。アンチが多いのは人気者の宿命ですね。MERONが叩かれやすい要因として、
①簡単な牌効率をミスる
②連続形が苦手
③難しい何切る問題は大体間違える
④日によって打牌の精度が異なる(実力にムラがある)等が挙げられます。
このように、ぱっと見下手くそに見えるMERONですが、クソ鳴きによって常に自身を逆境に追い込んできたMERON流でしか得られない鋭敏な感覚、そう、押し引き判断という最も麻雀でセンスが問われる部分に秀でているため、「何か勝っちゃう」ことが人より多い気がします。
とはいえ、押し引き判断に優れていてもあまりに酷いクソ鳴きを連発していてはやはり麻雀は負けます。ということで、最後にMERONの生き様、クソ鳴きを奉納してこのnoteを締めくくります。
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以上になります。
魂天達成し、私がこのnoteを書いている間にもMERONは既に何戦も王座の間に潜って打ち続けています。
驚くべきことに、rook7勉強会のメンバーの「おめでとうございます!」の言葉かけにも「やったぜ!」の一言だけ述べ、次に登場した時には「オーラスのドラポン判断ですが、トップ目のため鳴いて2着目と3着目の足を止めるのはよくないですか?」です。これがMERON流です。
最後にクイズです。
このnoteにMERONという言葉は何回出てきたでしょうか⁉︎
このクイズにMERONが誤答した場合、MERONを破門します‼︎