おきなわKINトライアスロン 久々に年代別優勝!!
だいぶ時間が経ってしまいましたが、11月17日に沖縄県金武町で開催された『おきなわKINトライアスロン』に出場しまして、久々に年代別1位をいただきました。
今シーズンは宮古島、IMフィリピンとリタイヤ続きで、最後になんとか結果を出したいと臨んだレースだったので、結果がでてよかった〜〜!
気分の良い状態が続いているうちに、レポートをまとめてみます。
【レース前】台風、どうなる?
今回はTRIONのチームメイト、ブッチと男2人旅。宿、レンタカーを手配してくれて、快適な旅となった。ブッチ、ありがとう!!
直前になって、まさかの台風接近で大会開催が危ぶまれたものの、蓋を開けてみれば、いつの間にか熱帯低気圧になって無事開催。
前日、スイム会場で試泳してみても、ほとんどうねりや波はなく、結構泳ぎやすい印象。ただし、透明度は低く、ややがっかり。
【Swim 2km】 0:35:07 総合14位
当日、スタート地点に行くとコースのレイアウトが当初の予定からだいぶ変わっており、ちょっと驚く。岸辺の折り返し地点の目印がなかったため、スタート付近のTOに確認。その後、MCからコースの説明があったが、もう少し早めにアナウンスして欲しかった。
今年最初の宮古島のレースでは過呼吸でスイムリタイヤとなってしまったため、スイムについては不安がつきまとう。
ただ、宮古の時はウェットを着たときにやや息苦しさを感じたが、今回はまったくそんなことはなかったのでちょっと安心してスタート地点へ。
ウェーブスタートの最終組(先頭から4分遅れ)だったので、のんびりスタートできたし、なるべく集団から離れて泳ぐようにしたので、マイペースで泳ぎ始められた。
とはいえ、ウェーブの間隔が短かったため、すぐに前のウェーブの選手に追いつき、追い抜くのに少し苦労。だが、そもそもの参加者がそれほど多くなかったので、それほど大変でもなくパスしながら進む。
沖に出ると思ったより波があり、かつ、コースのブイも小さかったため、方向を見定めるのが難しい!時にはライフセーバーの向いている方向を頼りに方向を見定めることも。(ブイ、もっと大きくして欲しい・・)
それでも、なんとか、ロスをほとんどすることなく、マイペースでスイムアップ。特に後半はラクに泳げた感じ。
思ったよりも良いタイムでアップできたのは、10月からスイム練習環境を変えたおかげか?ドリル等の技術練習に以前より多くの時間をとるようになったため、考えて泳ぐ時間が増えたのが良かったのかも。
それにしても、14位でスイムアップとは我ながらビックリ!
【Bike 70km】 2:18:20 38位 スプリット:2:53:27 25位
スイム終了後、結構な坂道を登ってトランジションへ
同じウェーブのラックにはほとんど自転車が残っている。「よし、このままバイクは余裕を持っていこう」とバイクを取り出す。前日に試走をしていたので、気持ち的にも余裕をもってバイクスタート。
実は試走の際にスタートしてまもなくの段差でボトルを落としていたので、その場所では、シート後ろのゲージのボトルを押さえて走行することに。
スタート直後は、ともかく冷静にレースを進める事に集中。直近の練習で良い感じでパワーが出せていた走り方、上体をリラックスして肩甲骨の下に背骨を落とすポジションと仙骨から力を出すことに意識を集中して走る。
前日の雨で路面も濡れていたうえに、Uターンやコーナーが多いトリッキーなコースなので、コーナー前はしっかり減速。コースは70kmで獲得標高1120mと距離からするとややアップダウン多いと思われたが、長い上りはあまりなかったので、上りで上がった心拍を下りで下げる事で、全体的に疲労感は押さえることができた。
ブッチとは1周目の金武ダム手前の対面通行の部分ですれ違ったが、その後は全く会えず。(流石に離された・・)
3周目くらいからはコースにもなれ、心拍も落ち着き、苦労しなくてもスピードが上げられる状態となり、この状態を保ったまま、バイクゴール。
【Run 22km】 2:13:10 79位 総合:5:06:37 53位 年代別1位
トランジションに入ってラックをみると、同じウェーブのバイクは1台もない!!「よしよし、このまま逃げ切ろう!!」とほくそ笑む。
ランスタートの段階でトイレに行きたかったが、トランジションにはトイレがなく、やむなく、その先のトイレをめざすことに。
ランの入りは概ねキロ5分くらいで、やや早いかと思ったが、調子は悪くなかったので、そのまま成り行きに任せて走る。
3km過ぎにピットイン。しかし、これでペースを落とすことに。加えて、この直後に長い上り坂があり、ここで完全に脚が止まり、キロ6分どころか、キロ7分近いペースまで落ちる。しかも、その後も更にアップダウンが続き、脚が売り切れ状態。キングタコス本店の角をまがってしばらくいったところが最高点だが、すでにヘロヘロで歩かないようにするのが精一杯。我慢我慢でノロノロと進むうちに下り基調となり、長い下り坂で気持ち的には一息つくがペースはさほど上がらず。
1周目を終えると、「あと1周」ということで少気が軽くなる(脚は重いままだが・・)。ペースはさほど変わらないものの、なんとなく身体が動く感覚。2周目ということもあり、周回前半の上りも1周目よりもラクに登れた気がする。
そして、2周目の最高点を過ぎて「後は下るだけ」と思ったら、不思議とペースを上げることが出来た。このとき思ったが、実は走ろうと思えばそれなりのペースで走れるのだが、潰れるのが恐いからゆっくり走っていっぱいいっぱいになったと思い込んでるのではないか?ということ。「攻めるラン」に挑戦するのが、今後の課題だな。
その後もアップダウンは続くが、2周目前半で抜かれた人に追いついたりして、以外と良いペースだったと思う。
そして、ゴールまで1kmを切って、『あと少し!』と思ったら、最後の最後でまた坂だ〜〜😭😭
とにかく、歩かないことだけに集中するも、このあたりから豪雨!!先にゴールしたブッチが車に戻るところとすれ違うが、あまりの豪雨に「スマホ出せないので、写真撮れませ〜ん!」との声援(?)!!
土砂ぶりのなか、なんとか走ってゴール!!
ゴールタオルを掛けて貰うも、あっという間にタオルは雨でびしょ濡れ。
しかも、ゴール直後にレース中止のアナウンスが!!
いや、ゴールできて良かった!!
【表彰パーティー】
しばらくゴール地点で休んで車に戻るも、豪雨は続き、雷までも。
(雷のせいでレースは中止)
レース後のパーティーも開催が怪しく、開始時間未定と言われる。
仕方なく、一旦、宿に戻り、片付けをしているとパーティー開始の連絡が。
帰りの車中で年代別1位を確認していたので、再度、会場へ。
表彰式はすでに終わっていたようだったが、レース中止の混乱もあり、最初の表彰式に出られなかった人を対象に2度目のセレモニーが開かれ、無事、賞状と副賞の泡盛を手にすることができた。久々の表彰台は素直にうれしかった。
ブッチも年代別3位で表彰。2人揃って表彰され、気持ちよく終えることができた。
パーティーはその後も続き、バンド演奏で沖縄の歌がながれ、参加者がカチャーシーを見よう見まねで踊る、楽しいパーティーだった。
沖縄のレースって、こういう雰囲気がいいんだよね。
また来てもいいかな?ってちょっと思った。
(おしまい)