第117回京都記念 GII　第58回共同通信杯 GIII

第117回京都記念 GII

診断🍟

京都記念の🍟診断は
12月2日に行われた
チャレンジカップ GIIIしか
まともな診断対象レースが無い。
ここでの🍟持ちは
5 ベラジオオペラ
で、反転候補は
11 マテンロウレオ
となる。
診断レースが1鞍、
診断対象馬が2頭しかおらず、
それ以外をどう評価するかとなる。

5 ベラジオオペラ
は1800Mの非根幹距離をデビューから3連勝
その後根幹距離の2000M、2400M、2000M
と使われ、10・4・1着
2400Mは東京優駿でGⅠ、9人気4着、
根幹距離に切り替えた初戦は適性の確認、
本番で人気を覆し4着好走、
次走のOpen特別で3人気で勝ち切り
根幹距離適性をものにした感じもあるが、
ここにきて非根幹距離の京都記念を
使ってくるという。
前走は馬場の恩恵（内有利）と
展開（ほぼ平均ペース）でうまく
4コーナーで前が開け好位差しが
決まった形（僅ハナ差）で勝利。
2走前の東京優駿では最内ということもあり、
若干躓くもマズマズのスタート、
経済コースを追走し、いい脚を使ったが
最後差されての4着はマズマズの力量を
示したと思われる。

傾向

■人気別
1人気【1-1-2-3】
2人気【0-2-2-3】
3人気【2-2-1-2】
4人気～6人気【4-2-2-13】
7人気～【0-0-0-37】

狙い目は3～6人気の馬
3 プラダリア
11 マテンロウレオ
2 ブレイヴロッカー
6 ラヴェル
※深夜1時過ぎ時点

■枠別
1枠【0-1-0-6】
2枠【0-0-1-7】
3枠【0-0-1-6】
4枠【2-2-1-3】
5枠【0-0-1-9】
6枠【3-0-1-7】
7枠【1-3-1-9】
8枠【1-1-1-11】
今の馬場傾向から見ても
外枠有利に働く可能性は極めて高く、
分岐は4枠～8枠※5枠はイマイチ
1枠～4枠【2-3-3-22】
5枠～8枠【5-1-1-36】
着内率で比較しても
外枠有利なのは明白。

■脚質傾向
逃げ【1-1-0-5】
先行【6-4-5-13】
好位【0-2-2-15】
差し【0-0-0-25】
傾向としては逃げ先行有利。

■上り
3F1位【2-2-1-6】
3F2位【1-1-0-3】
3F3位【1-2-1-4】
3F4位～5位【3-2-4-4】
3F6位～【0-0-1-4】
必ずしも早い脚を持っていることが
条件ではないがまぁ持っておいて
損はない感じ。とはいえ例年の
京都記念では大体平均上り35秒前後で

■前走距離比較
同距離【2-1-1-14】
延長【2-2-0-18】
短縮【3-4-6-26】
好走確率としては短縮馬
中でもGⅠorOpenの
長距離実績を持っている馬
※近走

■まとめ

ここまでの傾向として抜けているのは
3 プラダリアで、前走の有馬記念は
テン乗りの外国人騎手騎乗で14着ではあったが、
2走前の京都大賞典で重馬場の中勝ち切っている。
ディープ産駒の調子上がりからは外れてしまうが、
鞍上も池添君に戻り、巻き返しはしてくると思われる。

■朝一オッズ解析

京都記念朝一オッズ解析

■単勝偏差
なし
■総合数値違和感
なし
■総合数値逆違和感
7 プラチナトレジャー
■軸候補
11 マテンロウレオHit23
2 ブレイヴロッカーHit20
■相手
6 ラヴェルHit18
12 アフリカンゴールドHit12
3 プラダリアHit11
10 シュヴァリエローズHit10
■その他相手
5 ベラジオオペラHit9
7 プラチナトレジャーHit9
9 ルージュエヴァイユHit7

■見解

11 マテンロウレオHit23 牡5 57k
横山 典弘騎乗
昆 貢厩舎
馬主寺田 千代乃氏
生産猪野毛牧場
去年の京都記念の2着馬
前走は道中馬体をぶつける不利
外々を回って0.4秒差の7着
この時は58.5kの斤量で
今回は57ｋと前進は期待できるところ
で、購入者の欲が出てきている
と思われる。
しかし鞍上は気分屋、ピンパー騎手の
横山典弘騎手
外枠有利の馬場で最後方から
カッ飛んでくるイメージは
いつもの通り。
あとは仕掛けどころともう一押し
といったところか。

2 ブレイヴロッカーHit20 牡4 56k
酒井 学騎乗
本田 優厩舎
馬主吉田 照哉氏
生産社台ファーム
実績としては少々物足りないが、
2勝クラス3勝クラスを連勝して
今回出走となる。
距離実績としてはまったく問題なく、
今回テン乗りとなる酒井 学騎手も
妙味をそそる騎手である。

5 ベラジオオペラHit9
1人気の同馬は、
本来は中山記念の方が合う
と思われるが、その中山記念が
豪華なメンバーが想定され、
そこを嫌って前倒しのここを使ってきた
感がある。
しかし本番は大阪杯あたりだろうから、
能力的に距離は問題なく展開によっては
馬券内好走はすると思われるが、
メイチでの調整ではないと思われる。

■印

◎2 ブレイヴロッカー
〇11 マテンロウレオ
▲6 ラヴェル
★3 プラダリア
△
10 シュヴァリエローズ
5 ベラジオオペラ
7 プラチナトレジャー
9 ルージュエヴァイユ

因みに騙馬の2頭
12 アフリカンゴールドHit12
恐らく大逃げを期待されてのもの
だと思われるが
🍟診断上では前走のステイヤーズS
が診断対象だが11着の能力不足で
しかも対戦馬が同じく騙馬の
4 ジェットモーションで
診断対象外となる実質初リ馬扱い
逃げてなんぼの馬ではあるが
よほど展開が向かないと好走は
厳しいと考えられる。
オッズ解析ではHit12あるが
騙馬9歳ここは外しても問題ないとみる。
この状況で馬券内に着てしまったら
もうそれはしょうがないとみる。
4 ジェットモーションも同様。

◎2 ブレイヴロッカー
内枠に入ってしまったが
脚質が差しなんで、4コーナーを
回るときに外目に出して
突っ込んでくるのを
期待したい。

〇11 マテンロウレオ
こちらはピンパー気分屋の鞍上も、
嵌った時の破壊力は強烈。
外目の枠を引いた今回、
仕掛け処さえうまくいけば
突っ切ってくる可能性がある。

▲6 ラヴェル
ベストは今回よりも短いところ
だろうが、優駿牝馬の時に
見せた脚は今回でも
通用しそうなところが
Hit18につながっているのだろう。
また、矢作厩舎というのも
個人的な魅力の一つ。

★3 プラダリア
この馬も枠順があまりいいとは言えないが、
前目の位置取りで4コーナーを
回った時にある程度のコース選択は
出来そうなところ、
今の荒れた馬場に対して適性がありそうなところ
スタミナ競馬を得意としている部分は
この枠順でも魅力ではあるので★評価

△
10 シュヴァリエローズ
5 ベラジオオペラ
7 プラチナトレジャー
9 ルージュエヴァイユ

といった感じだろうか。

第58回共同通信杯 GIII

診断🍟

このレースも12月17日に行われた
朝日杯FSのみとなる。
ここでの🍟持ちは
今現在1人気
9 ジャンタルマンタル
と
6 エコロヴァルツ
3人気が同列の🍟持ち
10 エンヤラヴフェイス
はその着順から
能力不足ではあるもの
0.9秒差の約4馬身半差
えであることとGⅠでの
物なので反転候補として
注意は必要といった感じ。

9 ジャンタルマンタル 牡3 57 k
川田 将雅騎乗
高野 友和厩舎
馬主(有)社台レースホース
生産社台ファーム
前走が朝日杯FSGⅠで
賞金も足りているここで
そんなに頑張る必要もない
感じはする。
ここを叩いて次走につなげる
意図は十分に考えられる。
能力から馬券外に飛ぶことは
あまり考えられないが、
最悪でも掲示板は外さない気配はある。
新馬戦が1800Mだったことから
今回距離延長は問題ない。

■傾向

1人気【1-3-2-4】
2人気【1-0-3-6】
3人気【5-2-1-2】
4人気【1-1-2-6】
5人気～7人気【2-4-0-24】
8人気～【0-0-2-38】
と1・2人気よりも3人気の馬が
好走傾向にある。
とはいえ1人気の複勝率も
約60％ぐらいはあるので
やはり9 ジャンタルマンタルの
好走期待値は高いと考えられる。

6 エコロヴァルツ 牡3 57k
武 豊騎乗
牧浦 充徳厩舎
馬主原村 正紀
生産下河辺牧場
前走の朝日杯FSでは
後ろに下げてからの追い差しで
勝ち馬に0.1秒約半馬身差の2着
馬の能力は高いものの、
2走前は行きたがる馬の行く気に任せて
ぶっぱなし競馬で
1.0秒、約5馬身差の圧勝と
先行追い差しの自在型にも
見えるが、馬の気性が安定していない
ともとれる。
福島、札幌で経験している1800M
となる今回、うまく馬群を捌いて
抜け出せるかがカギ。

■先行力
前走出走頭数に対して
1/2以内にいた馬の今回成績
【8-9-7-41】
1/2以外にいた馬の今回成績
【2-1-3-39】
ある程度の先行力は必要という内容

今回出走馬中テンの時計持ちは
5 ショーマンフリート
10 エンヤラヴフェイス
9 ジャンタルマンタル
6 エコロヴァルツ
7 パワーホール
1 ベラジオボンド
8 ジャスティンミラノ
あたりが先行力がありそう。

出走馬中7頭が先行力があるとなると
全体のペースはスローになる可能性も
含んでいると考えられる。

■前走距離比較
同距離【3-4-3-14】勝率12.5％
距離延長【1-3-2-26】勝率3.1％
距離短縮【6-3-5-40】勝率11.1％
前走と同距離の馬が好走している。
実施距離からマイル適性のある
スピード勝負よりも
じっくり脚を溜めて長くいい脚を使える
中距離適性に分があるレースといえる。

次に今回短縮馬の成績がいいのは
スローペースになりやすいレースで
2000Mから1ハロン短縮などの馬は
先行馬に関して、過去10年
単勝、複勝の回収率は100％を
超えている点に注目したい。

■オッズ解析※昼前後

■単勝偏差2～4人気
4 ミスタージーティー
6 エコロヴァルツ
8 ジャスティンミラノ
■総合数値逆違和感
3 フォスターボンド
■軸候補
5 ショーマンフリートHit20
1 ベラジオボンドHit18
■相手
3 フォスターボンドHit16
6 エコロヴァルツHit10
■相手その他
9 ジャンタルマンタルHit9
4 ミスタージーティーHit9
8 ジャスティンミラノHit8
7 パワーホールHit8
2 ディマイザキッドHit7
10 エンヤラヴフェイスHit1

■見解

今回勝負掛かりなのは恐らく
4 ミスタージーティーHit9
だと思われる。
前走のホープフルSは
大外枠ながら内に切れ込んで
進路をなくし前が壁になるという
不利？があってのもので、
矢作調教師の怒り心頭のなか、
瑠星君も下手乗りしましたと反省、
しかし、当時の中山馬場は内有利の
馬場傾向で、大外枠からそのまま外を
回していればもっと着順は
悪かったと思われる。
内に舵を切った瑠星君の判断は
悪く無く、前が壁になって
進路を塞がれた不利の影響ととるのが
良いかと思われる。
矢作調教師もそこは了承済みも、
スムーズならの思いが強かったんだろう。
あえて厳しいコメントを残したと思われる。
でなければ連続騎乗という挽回のチャンスを
瑠星君に与えることもないと。
今回は距離短縮でうまく馬群を捌いて
突き抜ける競馬をしてくると予測できる。

オッズ解析ではHit20をたたき出した
5 ショーマンフリート
が軸候補
テンは速いはずで、前走は
なんとなく戸崎君の下手乗りのような
気もする。
今回は鞍上にルメさんを確保し、
距離延長ではあるが、
うまくスタート切って
先行させれば馬券内もといった
思惑がある。そうでなければ
この馬に期待するHit20という説明が付かない。
鞍上頼みのところもあるが、
何とか賞金加算して先に進めたいという
陣営の期待がうかがえる。

1 ベラジオボンドHit18
どちらかといえばマイルに近い脚質に
なると思われるが、
現時点では中距離路線を進んでいくと思われる。
今回距離同距離で、
最内枠、ある程度前に付けて
直線しっかり追えば新馬戦の時と同じように
34秒前半の脚は使えそうな気配、
買い手もその部分に期待しているのか
Hitは18と高め、
内枠だけに包まれて抜け出せませんでした
ということが無いことを祈る感じ。

■印

◎5 ショーマンフリート
〇4 ミスタージーティー
▲8 ジャスティンミラノ
★1 ベラジオボンド
△
3 フォスターボンド
6 エコロヴァルツ
9 ジャンタルマンタル
7 パワーホール
2 ディマイザキッド
10 エンヤラヴフェイス

取り上げていない馬で
重い印を付けたのは
▲8 ジャスティンミラノ
この馬、今回距離短縮で、
★1 ベラジオボンドと同じく
1勝馬ではあるものの、前走2000M
外枠から多少強引なスタートで内目の
2番手を追走し、上り33.4秒の
末脚で後続を0.3秒差約1馬身半引き離しての
勝利
先々は東京優駿を狙っていると思われる。
追い始めて若干ズブい面もあるが
スピードに乗れば切れる脚を使える
ところが今回▲評価となる。

ワシのオッズ解析はできるだけ
妙味馬（人気の無い馬）のチョイスに
特化した数式を組んでいるんで、
今回の1人気から6人気までと
出走馬中半数以上が10倍以下馬
となると、現時点4人気の
8 ジャスティンミラノ
の反応はそれほど高いものになることlはなく、
普通に期待されている程度となってしまう。
馬の力量を加味して
そういった印を打つようにしているんで
8 ジャスティンミラノ
の評価は▲が妥当ということ。

以上、結果を楽しみに
競馬を楽しんでくだされ。