初めてのnote、コメダ珈琲

noteを初めて使うにあたって、ブログとしてなのか日記として使うものなのかはわからないけど、自分で何かを発信する癖を再び身につける為にも今年から始めてみようと思う。

本当は去年の初めから自分の住む札幌の街をあちこち歩いてみたく、その過程をどっかのサイトにあげてみたいなを思っていたが、例のアレによって雪が溶けてから始めてみようと思っていた私は、5月末までの外出制限を食らった挙句、ゲームセンターも休業になったために外出する理由もなく、気づけば2020年は半分過ぎていた。そんなこともあってか去年は1度もラーメン屋に入ることもなく、今年に入って久しぶりに食べたラーメン屋の銀波露の味は今まで食べたラーメンと比較しようがなかった。

私自身気になっていたり、やってみたいことに対して手を出すことがかなり多く、小6〜中1辺りにAmebaでただ自分でやってるスマホゲーのスクショを貼っつけてある意味ゲーム実況めいたブログを書いていた(当然削除済み)ことがあったり、父のプロスピをやっているところを見て野球に興味を持ち、小5から野球を始めたりもした。今振り返ってみても当然試合には中々出られなかったし、朝の5時起きというハードなことをよく毎日やっていたと思う。見るに耐えないブログも、一応どれくらいのアクセスがあったかは確認できたけど、どういったルートであのブログにたどり着いていたのかは聞いてみたい。

そうやって興味があるものに突っ込んでいた私の次なる目標がコメダ珈琲だ。コメダ珈琲にはシロノワールとかいういかにも甘ったるそうなデザートや、他のファミレス感覚で注文すると机に並べきれなかったり、後悔してしまうことがあるくらいの逆見本詐欺があるとは聞いていたが、いざ行こうとしても店が無かったり、入るチャンスがあっても時間が悪かったり、中々足を踏み入れにくい。

しかし、この1年半の間で私は成長しました。一昨年の冬にはユニコーンのツアーでわざわざ小樽を訪れていた時に、時間潰しを兼ねて商店街にあるいかにもな雰囲気の喫茶店に足を踏み入れることに成功し、去年の10月には、美容室に行ってみたいと思いつつも中々踏ん切りがつかない中で、私が応援している麻雀のプロリーグ(Mリーグ)の渋谷アベマズのスポンサーになっていただいたlittleという美容室(このためにホットペッパービューティーのアカウントも作った)に行こうと決心し、初めて美容室に行くこともできた。

初めてコメダ珈琲に行くことを母に伝えると、

「私も行ってみたい」

とのことだったので、行く予定だった翌日がたまたま仕事が休みだったため、2人で行くことに。ここだけの話、これのせいで初投稿が1週間遅れた。何故なら行く前からある程度文章を考えて打ち込んでいたからだ。

モーニングの時間に着き、私は1人で行ったときに頼む予定だったコメ黒に小倉あんがつくコースを選択。母は、ゆで卵付きのセットにトースト追加、さらにはサラダも頼んでいた。

注文した物が出てきた時、私は失敗したと思った。席が2つあるテーブルに座ったのだが、モーニングのコーヒーとパンだけで机の上はスマホの置き場もないくらいに埋まってしまった。

やっちまったなと思いつつも、まずはコーヒーから飲んでみる。おぉ。コメダブレンドを飲んだことはないが、流石高いだけあって苦味と酸味のバランスがちょうど良く感じた。小倉トーストもあったかいトーストに焼く時に薄く塗っているであろうバターの風味だけで美味しくいただけそうだが、そこにあんこを塗るとさらに美味しい。

平日の朝の9時というのにお店は7割くらい混んでいたが、コーヒーは5分もかからずに出てきた。私のトーストを見た母に物足りないんじゃないの?と言われたが確かに物足りなかった。初めての店でオプションのようなものをつけるのに少し抵抗があるのは私だけなのだろうか。

そうして一足先に食べ終えた私は、母の食いっぷりを見ているとなんか冷めてしまった。なんか負けた気がした。
コメダ珈琲に来たのは同じく初めてのはずなのに、母の方が楽しんでいる気がしたからだ。それもこれも価値観の違いなのかと私は悩んだ。その結果、

「1人でまた来よう。」

私はそう決心した。母がいるから悩むと考えた。そもそも母と会話することがない。会話することがなければ食べる手は止まらないし、ゆっくりする口実も出来ない。だから1人でまた来よう。そう決心すると早く帰りたくなってくる。

母に食べ終わり際に、シロノワール頼まないのかと聞かれたが、気持ちが冷めている私はいや、いいとだけ言い、残ったコーヒーを飲み干しながら敗北感と共に店を出た。次こそは絶対にシロノワールを食べてやる。

そしてシロノワールへの道は続く…





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