夜に思う

昨日、今日のコンサートのチケットを取っていなかったら、昼まで寝ていただろう。今朝眠い目をこすってベッドから起きて歯磨きして顔を濡らして眉毛だけ描いて着替えてピラティスのクラスに向かわなかったら、10時まではベッドの中で過ごしていただろう。朝のピラティスのクラスから帰宅して3日分の洗濯をしなかったなら、明日4日分の洗濯をしていただろう。自由が丘から副都心線で池袋まで直通で来なくて、渋谷で山手線に乗り換えて来ることもできただろう。コンサートの前の中途半端な空き時間に目についた店に適当に入ってランチを済ませていたら、今わたしは和食ビュッフェレストランにはいなくて、ドトールかエクセルシオールにいただろう。もしくは用がない限り来ることのない池袋を散策していたかもしれない。

そんなこと考えてても、19:30開演の大人ボンクリまでコーヒーを飲みながら時間を潰すつもりで、わたしは今ここにいるのだ。