見出し画像

さよならする人に何をしたら心が伝わるのか

この記事は、職場を退職する人にさよならするとき、どうするのがいいかってことを考える記事です。

職場を退職するときなんてのは、職場と退職者がお互いに良好で、円満退社なんてことはほとんどなくって、なんかしらの軋轢があるもんです。
労働条件に不満が高じて退職やら、人間関係に疲れたやら、実力不足で退職を勧奨されたりとか、いろいろ事由はありますけどね。
おたがいに笑っているから円満ってこたあないですわ。泣くの嫌さに笑って候、なんて言葉もありますからね。心中は穏やかじゃないって思っておいた方がいいこともあるでしょう。

そんで、福祉業界ってもんは、だいたいの場合、自分の住まいの10㎞圏内くらいで働くことが多いので、世間が狭いんです。
で、中で働いていれば、利用者さんとか職員の個人情報とか、施設の運営情報とかかなり深いところまで知ってしまうってこともありますからね、禍根は残したくないわけです。
乾いた関係にちょっとでも潤いをあたえておきたいところですが、何をすんのが一番いいのかっていうのが問題です。

昭和のさよならか中田のクラウド化
昭和世代の退職の儀式は、送別会と寄せ書きってのがテッパンでした。でも、うちの施設だけなんでしょうか。職場の送別会の開催を嫌がる人のほうが最近は多いような気がします。女子だけとか、仲がいい人だけで行うっていうような形式になってます。
そこでね、悪口大会ね。これならむしろ何もやらないほうがいいでしょう。

それから、寄せ書きもね・・。数年前に、中田あっちゃんがyoutubeかなんかで、寄せ書きを受け取ったら、スマホでクラウドに送ったあと、現物はすぐ捨てるって、にやにやしながら言ってて、わたし、それが衝撃的で、脳の偏桃体が痺れました。データ処理に処すって感じが、武勇伝。ぶゆうでんでんででんでん。

それで、私もちょうどそのころ、院を修了したり、退職したりっていうイベントがあって、あまり心のこもっていない、質・量ともにスカスカの寄せ書きを受け取ったりして、、、ざっと流し読みしてね、スマホを取り出してね、、、。色紙は今でも大事に神棚にかざって拝んでおりますわ笑

なつかしいこの店の
すみっこに置いてある
寄せ書きのはじのほう
きみと書いたピースマーク
みんな集まって
泣いて歌ってたね

あの頃はなにもなくて
それだって楽しくやったよ
メロディー いつのまに
大切なものなくした

玉置浩二『メロディー』

送別会にしても、寄せ書きにしても形骸化しちゃってて、もう、意味がないっていっちゃって良いんじゃないでしょうか。つまり、冒頭で言ったような、こちらのニーズを満たしうるような行為ではないってことですね。
ましてや、私は、「施設のことは嫌いになっても、私の仕事の足は引っ張らないで」っていうゲスい思いを届けたい下衆ヤバ夫なわけだし。

じゃあどうすればいいんですかね。手作りクッキーとか焼いたら真心が伝わるかしら。おにぎりとか握っていったほうがいいかな。浅漬けとかタッパにいれてね、ぱかって開けてね、食べてって。私がつくったやつは食べたくないだろうな笑

正解は

金を渡せばいいんですわ!

なににしようとか考えるのなんか時間の無駄ですし、おじぇにに勝てるものなんて、そうそう見つかりまへんで。リカちゃんより、ジェニーちゃんですわ。
退職する人は何かと入り用でしょう。海原雄山だって至高の送別会メニューのメインは皿に万札のっけて出しますわ。

やっぱり現金を手渡ししたほうがいいですね。
結婚とか出産のときなんかも同じなんですが、男の場合には、スポーツ新聞のセクシー欄とか、元気がつく薬の広告にくるんで渡してます。
今回は、ちょっとあれだったので、薬袋(やくたい)に入れてみました。

風邪を引いたときは耳鼻科にかかるのがよいです

まとめ
結局は金っていう話でしたね。


いいなと思ったら応援しよう!