見出し画像

【第9回LOH48位】ドンドゥラスイープ【追い比べは虹スキル】

しろろん。と申します。
みなさま、第9回LOHお疲れさまでした。
前回の京都1600に続き96傑を達成できたので今回も執筆しました。

今回は先追追で挑みスコア33820(-180)、48位でした。
京都2200は素晴らしいレギュレーションで、構想の段階からどの脚質でも96傑入りが可能だと感じていました。
結果6/96が非逃編成であり、今回はその1人として使用構築について記事にしたいと思います。
思った以上に長くなってしまったので気になる点だけでも目次から飛んで読んでみてください。
今回も内容はあくまで行き過ぎた主観である事をご承知おきください。


各脚質に対する見解

逃げ:ここまでのレギュレーションで逃げが強かった理由は大きく2つ。モブロックを受けないことと、発動条件3位以下の加速(つぼみ、vs等)を使い隊列を整え綺麗に追い比べできる事。今回は後者の技が使えず追い比べの再現性が落ちることに加え、白キタ以外は切れるだけのマヤノや魔改造必須組が採用候補になる等、ウマ単体のパワーが他脚質より低いことから可能なら採用したくない。

先行:加速スキル直滑降が非常に強力。それを圧倒的ウマパワーを誇るドンナが自前で所持。採用しない理由がない。

差し:考察時は先行追込を差し置いて採用する必要が無い脚質であると感じていたが、LOH本選開始3日前にエアメサイアと駆け下り(差版直滑降)実装によりちゃぶ台返し。(1000直以降2回目)脚質パワーが跳ね上がった。

追込:特攻スキルを持つ嫁スイープと下校ミラクルランが可能なクリオグリが単体ウマパワーで抜けている。

仮想敵

前提として、LOHを本気で取り組むユーザーほど逃げを使う。
今回であれば、逃>先>追≧差 が対面する個体の強さと想定。
仕上がった逃げ、そこそこな先行、カジュアルな差追相手に欠損しないことを目標とした。
ここで決して仕上がった追込などを仮想敵としてはいけない。

構築経緯

LOHにおいては、ウマの組み合わせと仕上がりのバランスが重要。
単純な話、魔改造をすれば仕上がりは落ちるし、切れ者イベント持ちであれば仕上がりは良くなる。
編成の中で最も個のパワーが低いウマを1番仕上げる必要があり、それが可能であるかを都度判断している。
今回自分が逃げを採用しなかった理由の半分はここにあり、白キタ猫マヤにはクリオグリやラモーヌを添えたいが、切れ者イベント持ちの2人に対してこのウマをさらに仕上げるのはハードルが高い。
残りの半分は、仕上げた逃げ使用時に起こる対面の高パワーウマ娘への欠損>先行以下を使用した際に起こるモブロックによる欠損であると感じた事。
以上の理由から非逃げ編成に踏み切った。 

強いウマを強く使うをコンセプトとして
初期構想はドンナ+ラモーヌ+スイープの先先追編成。
終盤までドンナラモーヌの隊列を維持し、ラモーヌのフリーボアから2人の追い比べを期待した。
検証の結果
・ラモーヌの固有発動位置が悪く、ドンナを抜いてそのまま外を回る事が多く追い比べが起きにくい
・逃げ対面でスイープが追い付けず着外になるケースが多々ある
・ドンナはウマパワーがあまりにも高いので先行は1人で問題ない

検証結果を受け、スイープに相方を作り追込脚質の追い比べで対応できないか検討した結果、ドンナ+ドゥラ+スイープの先追追編成にたどり着いた。

構築の動き
①圧倒的中盤力を持つドゥラメンテがスイープより先に終盤入り
②スイープ固有発動+進化加速スキルで一気に前へ
③加速スキルに若干乏しいドゥラメンテがディレイする形でスイープと合流   
④スイープに抜かれたドゥラが烈火、鼓動、固有を発動し追い比べ
京都マイル逃3構築のお家芸、1・2番手ウマの遅れヴィクショをドゥラで疑似的に再現した。

この動きの再現性が高く、最も欠損が懸念される逃げ対面に対しても安定したことで採用に至った

追込単体のウマパワーだけならクリオグリが候補だが、所持スキルからスイープの方が前を走る可能性が高く、結果固有の条件(6位~)を満たせずアンチシナジー。加えて目的とする追い比べの再現性が無く問題の解決にならない事から採用を見送った。

エアメサイアについて
単体のウマパワーの高さから採用したいと考えたが、前述のスイープ着外問題を解決できないため自分は採用を見送った。
もし、アルティメット仕上げのスイープいればドンナメサイアスイープのウマパワーゴリ押し編成のほうが安定したかもしれない。
実際に1名その構築で見事96傑入りを果たしている。

アイテムの使用

構築の動きについて、都合よく展開するのか懐疑的な意見もあると思うが、実際、ドゥラメンテが大きく事故らなければ目的の動きは概ね可能。
ここでの大きな事故とは、内枠を引いた上で且つ出遅れ、モブに突っ込んでしまう事なのだが、LOH本戦に置いては外枠ボールを使用する事で回避可能。外枠で出遅れる分には大した問題にはならないため、欠損しうる対面を引いた際にドゥラの枠順を操作する事で安定して150レース戦えた。

個体紹介

構築の動きを考えると仕上がりの要求度はドゥラ>ドンナ>スイープの順 ドンナドゥラは切れ者イベントがあり仕上げやすい点が構築にマッチしていた。

先行ジェンティルドンナ
2S切れ 勝率66.9%着外2
構築のエース。ミラーで負けないだけでなく、追い比べで相手のドンナをつれてこないようしっかり仕上げる必要があった。
継承は夏ハレ落とし。
構築上、怖いのはドゥラスイープが後ろのウマを追い比べでつれてきてしまう事なので、気持ち終盤火力にスキルを振っている。
逃げ対面下振れ用にアドアストラを積んでみたが本戦では必要なかったかもしれない。


追込ドゥラメンテ
3S切れ 勝率18.9%着外5
構築の要。今回のコース単体では強くないが、スイープの危うさを補完する唯一無二の性能を持つ。
役割は必ずスイープの前を走り終盤入りする事で、故に最も仕上げる必要があった。
継承はコース中間地点で発動する効果量が高い速度スキルを積んで中盤重視。
このコースは中間地点が直線であるため、自身の固有も含めてそこでブロックや大きく外を回されることが無いため上記のスキルは強力に感じた。

https://xn--gck1f423k.xn--1bvt37a.tools/race/courses/10808  引用:U-tools様

快なる剛力については発動条件となる位置がほぼ被っており、発動地点での順位が不問であるためドゥラと相性が良く強い。
終盤の加速が不足しているため昂ぶる鼓動、烈火の如くを両積みしてごまかした。


追込嫁スイープ
2S非切れ 勝率15.3%着外2
追込脚質にして順位不問の終盤加速スキルをもつコース特攻ウマ娘。
実は唯一全冠を持っているウマ娘であるが採用理由は『愛』ではない。
固有の発動順位が6位~であるが、ドゥラより後ろにいる限りは固有が不発しても問題がないため継承スキルはあくまで中盤力重視。
道中発動するネバーギブアップは非常に強力。
ドンナドゥラと比べて明らかに仕上がりが低いが、着外は2回。
これがドゥラと組ませた成果で、単体で採用していたら確実に2回では済まされなかっただろう。

終わりに

今回は組んだ構築が狙った通り良く動いてくれて96傑に入ることができた。
デバフ主流のチャンミ月と違い、3人の組み合わせを考えるだけで無限に楽しめるLOHにはここにしかない面白さがある。
周りをみているとウマを仕上げていても初日のチケット消費で脱落してしまったり、2桁欠損で最終日を迎えても96傑圏外になっている人が普段より多い気がした。これは実装されるウマのインフレとユーザーレベルの上昇が関係しているように感じている。
LOHは(言い方が悪いが)格下を安定して倒すだけの時代に終わりを迎えているのかもしてない。
今はまだ母数の違いから逃3編成が7割以上を占めているが、今後は一層逃3のシステムだけで対応するのは困難になると同時に、様々な脚質に96傑の可能性が出てくるのではないかと思う。

何か意見や質問があれば是非X等自分までお願いします。

宣伝

自分が所属するサークルグループはメンバーを募集しているので紹介させていただきます。

今回はグループで96傑が8人、300傑が11人、301傑が1人という結果でした。
本気で取り組みたいのであれば、知識を共有する仲間は不可欠で、モチベーションにもつながります。ぜひ検討してみてください。

special thanks


今月はういんさん(@acceur67)の夏タキオン、ゆうふぁさん(@Nyz_it)のマベサンを使わせていただきました。神因子の提供ありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!