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ここが自分の世界だとしたら

■初めに■

 自分という人間の歴史を表す色だとしたら黒に近い灰色の日々だっただろう。
-解離性障害-
そんな言葉をご存知だろうか?所謂、昔で言う多重人格だ。ただ、解離性障害を多重人格という言葉一つで括るには違う。
解離性障害には、解離性遁走、解離性健忘、解離性同一性障害、離人症を合わせて解離性障害と呼ぶ。
そんな障害に自分は当てはまる訳で、今自分には14人の人格が存在している。自分はその人格たちを月詠家と称した。
その人格たちを紹介しようと思う。人格と言っても人格が人間だけとは限らない。精霊や妖精、神格化した存在、天使や悪魔も存在するという。
ただ、決して悪いばかりではない、自分の世界に置いて人格たちとの巡り合わせに少し彩りをつけてくれた。 

■月詠家について■

基本人格(戸籍上に名前がある人間)である自分(RON)
以下にアイコンメーカーで制作した人格たちの容姿があります。

▫朔…さく(主人格…主に頻繁に出る人格)
破壊人格。17歳の男、ゲームが好き。口が悪いが料理が出来る。RONが幼少期に分裂人格としてずっといた。一人称は俺、他人称は呼び捨て。破壊人格と言えど理由が無くキレたりはしない。

▫みや
幼児人格。年齢は3.4歳くらいの女の子。可愛いものと甘いものが大好き。手伝いをするのも好き、明るくよく笑う。一人称は、みや。他人称はお兄ちゃん、お姉ちゃんと付けるが、朔や白夜、璃珠には呼び捨て。

▫白夜…はくや
統括人格であり、記録人格。一人称は私、他人称はさん付け。年齢は人間の姿では35歳の男性だが、本来は神格化した大口の真神。予知能力的なものがある。魂のエネルギーが非常に強いため占い師も吐き気を訴えるほど。自分がシャットアウトしても白夜とだけは繋がる。薬管理担当。

▫水翠…みすい
主人格代理、年齢は31歳の女性。一人称はあたし、他人称はあんた、呼び捨て。金銭管理担当でもあり、皆のまとめ役。性格はサバサバして物事を的確に言葉にする。正論をぶつけるタイプ。

▫蒼依…あおい
年齢は15歳の男の子。一人称は僕、他人称は、ちゃん、くん、さん付け。空や雲を見るのが好きでふわふわしてる。雨や気圧が起きてる時は起きない。豆苗が大好き。

▫夜永…やえ
年齢は26歳の女性。一人称は私(わたくし)かやえ、他人称は様付け。丁寧な口調で物腰が柔らかい。昔の記憶をもっており、平安時代にて兄が二人いたと言うこと。この時代では新鮮で日々学び中、月を見るのが好き。同人格の璃珠と交際中。

▫ジーゼル
年齢不詳の水に纏わる精霊。一人称は妾、他人称はその人に纏わる名を付けて呼ぶ。出会いは水族館に行った際にとあるブースにて惹き込まれるように見ていたら女性の声がし白夜に引き剥がさられたがその後、付いてきたのがきっかけ。水に纏わる場に現れる事が多く、RONの体調面や様子にいち早く気づく。

▫霧斗&霞美…きりと&かすみ
年齢は19歳の双子の男女。一人称は霧斗は俺、霞美は私(わたし)他人称は霧斗は呼び捨て、くん、ちゃん、さん付け。霞美はさん、ちゃん、くん付け。前世の記憶があり、生まれた日は1月24日。イタリアにて赤ん坊の時に捨てられていた所、おばあさんに拾われ日本語を教わったりしたが、亡くなった際に二人で生きる事に。霧斗は明るくいるがホラー耐性皆無のびびりでネバネバしたものが苦手、霞美は逆に大人しく優しいがホラーなどは平気。

▫レオ
年齢は32歳の男性。一人称はワイ、他人称はちゃん、くん、はん付けの関西人。前世の記憶があり、バツイチで小6の娘(れな)がいたが、イジメにて自殺。そのイジメについては気付いてなかった。明るいが人の痛みに敏感。みやからはレオじさんと呼ばれている。

▫織音…おりね
年齢は18歳の男性。一人称はオレ、他人称は呼び捨てだが人の名前を覚えるのが頗る苦手。唯一、双子と仲良く二人の名前だけは覚えている。前世の記憶があり恐らく大正から明治時代。だが、人との交流がない場にいた為、野性的。野菜が好き。箸が上手く使えない。

▫璃珠…りず
年齢は23歳の中性的な女性。一人称はボク、他人称はさん付けだったり呼び捨てだったり。閉鎖的でネガティブ、きっかけはRONが診察でとある隠していた事が主治医にもパートナーにもバレて泣いてしまった時に現れた。それからはうつ状態になっても短期で良くなったりと主治医曰く璃珠がRONの暗いとこを吸収している可能性があると。同人格の夜永と交際中。

▫ヴェンディ
年齢不詳の風に纏わる妖精。竹治とほぼ同時に現れる。一人称はぼく、他人称は呼び捨て。いたって自由奔放、神出鬼没。主治医曰く、RONの埋まった心に隙間風を吹かせる為に来たのではないかと。
風が吹くと身軽に踊り出す。

▫竹治…たけじ
年齢は80代の男性。一人称はわし、わしゃ。他人称はお嬢様ちゃん、白夜や夜永やシーゼルに対してはさん付け。シーゼル曰く見識深き者。戦争や配給と言うあたり戦時に生きていた可能性。好きな女性がいたが、別の男性と結婚。然し、好きな女性をずっと想ったまま自分は結婚はしなかった。優しい雰囲気で困った事なども真摯に聞いてくれる。


■最後に■

今は上記に紹介した14人の人格、それから大切な同性のパートナーと暮らしています。解離性障害以外にも疾患はありますが、人格たちと巡り会えたのは自分には良いことだと思っています。
人格に関しては新しい方が見えたらまた更新していきます。
ここが自分の世界だとしたら…それは何て素敵なんだろうと今はそう思えるのです。


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