見出し画像

コロナ離婚?!夫の食事問題

2020年〜2021年の間、在宅になった夫と世話をさせられる妻との間で仁義なき戦いが繰り広げられた。我が家でも仁義なき戦いが繰り広げられたため、そもそも在宅によって破壊した夫婦関係を考察してみた。

背景:日本では、夫の不在を前提としたライフスタイルが確立されているため、夫の役割は、(1)経済的な支援(2)子作り(子供を望む場合)(3)育児・家事の適度な支援である。ちなみに多くの家庭では、経済的な支援が全体の80%を超える。ところが、コロナウィルスの影響でこのバランスが崩れてしまった家庭は多い。

我が家の仁義なき闘い 食事編(3月中旬〜4月)
コロナ初期:ブチギレコンビニ事件
私:「いつも食べるだけやけど、手伝ってくれへん?てか、なんで私が全部作らなあかんの?」
夫:「別に作ってくれって頼んでないし。俺は、コンビニ食でも毎日いいけど」
私:「は?じゃあ、明日から毎日コンビニで食べれば?」

結果:毎食コンビニは、夫がギブアップ。経済的にもキツイし、飽きるらしい。この間、冷戦状態。
一時休戦:

夫:「僕も作るから、僕が作っている間は、消えてくれへん?」
私:「は?どういうこと?」
夫:「横からぐちゃぐちゃ言われたり、文句言われたりしながら家事手伝うのは、マジ無理。だから、全部自分でするし、テーブルに並ぶまで別の場所にいて。」
結果:台所がえらいことになる。晩御飯が、22時ぐらいに出てくる。不味い。ゴキブリちゃんも登場。作るのはいいが、台所の後片付けがなし。食費を圧迫。

コロナ中期:ブチギレ後片付け事件

私:「あのさ、料理ってキッチン片付けながらする。それから、普通は逆算して作るねん。夜7時ご飯出せるように、準備するのが普通。あとさ、味見して。そんなん、言わなくてもわかるやん。」
夫:「そんなん、言われなわからん。てか、文句しか言わないし。」

私:「は?そんなん、当たり前やん。」
夫:「何で作って文句言われなあかんの?」
私:「もういいわ。ルール作るから。」

食事作りルール:
1. 食事は、19時までに提供
2. 材料は、冷蔵庫にあるもので(ない場合は、千円以内)。お互いの苦手な食材は、使わない。
3. 寝る前には、必ず台所を掃除
4. 料理本の通りに作る
5. 朝、昼は、各自で準備

朝、昼は、各自:
ここで大切なポイントは、無視することである。夫が、ファミチキを食べていようが、一平ちゃんを食べていようが見ないことである。そして、こちらもできるだけ夫が苦手な食事を食べることである。私は、オートミル、豆、シリアル、スムージー、アサイボウルなど夫が苦手な朝食を食べることで、「僕も、ちょうだい」を防いでいる。昼食時間は、お散歩タイム外出をすることで、ランチ作りを依頼されにくい状況を作る。

夜の場合:

晩御飯は、毎日交代制で準備する。夫がいかに不味い料理を作ろうが、ひたすら耐えて食べる。そして、不味い場合には原因を特定する(大抵は、調味料の間違い、焼き加減の間違いなど)美味しい場合は、大げさに喜ぶ。

現在:5月の中旬
最初の戦いから、2ヶ月以上も費やした。現在では、お互いが交代で食事を作っている。ちなみに今夜は、夫が肉じゃがを作った。もちろん、2ヶ月間も喧嘩してまで食事を分担したくない?!という意見もある。私は一度始めた喧嘩は絶対に引かないし、夫も超絶頑固で意地っ張りな九州男子なのでこんな形でしか決着がつかなかった。幸い長い海外生活で不味いものに対する耐久性が高く、衛生面でも汚い環境に慣れている私だからこそ、我慢できたというのもある。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?