【FC東京】駆け抜けろセイムロヤ!参考にすべき3つの「インナーラップ」vs松本山雅FC
久しぶりに書きます。決して天皇杯・ルヴァン・カシマに立て続けに負けたから書かなかったとか言い訳はしません!
↑ヴェルディカレッジの執筆が忙しかったのです(という言い訳です)。ヴェルディ云々に関わらず読んでいただけると嬉しいです。宣伝です。
試合振り返り
さて試合は0-0のゴールレス。チャンスがなかったわけでもピンチがなかったわけでもなかったですが、トーキョーがやりたかった高速カウンターを松本に結構やられたのは恐怖感が。握らされるとやっぱりきちぃ。
攻撃に関しては特に、交代すればするほど点の匂いが消え勢いも後退する現象には少々しょんぼり。韓国代表・東京五輪アタッカー・無慈悲をぶち込んでるのに何ででしょ?三田も含めて彼らを活かす術を持ってない、というのも見ましたが。
最近の傾向で見ればこれに尽きる。
0 - FC東京はJ1では、2019年6月以来の2試合連続無得点。また、同クラブはJ1の直近6試合でわずか4得点(1試合平均0.7点)。それ以前の5試合では12得点を挙げていた(1試合平均2.4点)。渇望。
ちなみに現在稼働中のゴールブレーキは
・永井の「ピタッと止まる」ブレーキ(第21節以降、6試合連続0得点。)
・両SHブレーキ(東 第1節以降、26試合連続0得点。大森 第20節以降、0得点。三田 第13節以降、連続0得点。)
・頼みの交代枠ブレーキ(?)(ジャエル 第3節以降、0得点。サンホ 第17節以降、10試合連続0得点。)
・ディエゴ『13の呪い』ブレーキ(?)(第25節以降、2試合連続0得点。途中で失速した去年のゴール数が13。)
下二つは完全にいちゃもんなので気にしないでください。出場時間も違うし。ただ上2つは与えられてる時間・チャンスも多い中だと思いますし、きちぃ。守備への貢献度は変わらず高いのは素晴らしいですが。東は開幕戦からゴール無し(去年は4得点)。また永井は完全にスランプかな。うーむ、がんばれ。2桁は行ってくれ。永井大好き。(?)
カモン室屋先輩
スランプ云々はすぐには治らないとすると、起爆剤になりうるのはSBしかないのではと考えます。なぜなら去年の攻撃の大半がツートップカウンター+両SBの攻撃参加(特に室屋)で構成されていたからです。
2018シーズンの右サイドでは主に周りを使うのが上手い東とコンビを組みました。そのサポートもあり、躍動したプレーの数々をもう一度確認しておきましょう。
一方2019シーズンでは久保とのコンビ。室屋が前に出なくともある程度打開してくれたので、バランス保ちを重視していました。そんな久保がいなくなり、最近は少しずつ攻め上がりが増えましたが
まだまだ足りない!!!(超主観)
オーバーラップは申し分ない(クロス精度はもっと欲しい)なかで、是非とも増やしてほしい動きこそインナーラップ的動作。
例①
このシーンだと鳥栖の最終ラインと2列目がいくらか空いているからやりやすかったんだと思いますが、理想的です。サイドに張った室屋が急に中に入り込みフィニッシュまでいけています。
例②
ほぼカウンターのシーンですが室屋といえばこれなので。流れてCBを釣ったFWの内側を全力ダッシュ。ぶっちぎてフィニッシュ。
例③
敵からも学びましょう。セルジーニョの左足にのみ注目しがちですが、その前。30番(名古)がサイドで持った時は枚数的には東京が勝っていました。しかし名古はキレのある動きで縦に行くと見せて中央へ。オジェソクが剥がされ後手後手になり、フィニッシュまで。打たなくても1枚左からフリーで来るほどの余裕も。
こんな感じでインナーラップ的動作すると何がいいかというと、
①瞬間的に数的有利を作れる ②自分でシュートまでいきやすい
のです。オーバーラップと組み合わせれば読まれにくくもなり、更なる攻撃力アップが望めると思います。
ここ2試合で駆け上がりからのシュートを放っている室屋。そろそろ今季初ゴールを。2戦連続無得点は結構赤信号!!
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