見出し画像

【FC東京】シマオマテvs永井謙介。見応えたっぷり「3度の勝負」

FC東京からすれば、直近6試合で1分5敗と大苦手としているベガルタ仙台との一戦。スウォビィクも加入し調子を上げてきており、めちゃくちゃ怖さたっぷりだった。

画像1

しかし蓋を開ければ1-0勝利。、これはでかいな...(いつもでかい)

ゴールシーン

1-0(PK)

永井がシマオマテに倒されてPKを獲得(後ほど)。キッカーは当然、ダンシングPK職人ディエゴ。ボールはさあどこへ... まさかの正面キャッチ...

と思いきやスウォビィクがキック前に両足を飛び出し、PKやり直し。2回目...


右上に決めた!!身体も心も重戦車!(?)


対ディエゴでなく対永井

画像2

ベガルタ仙台の守備陣で毎試合目立つのがシマオマテの身体能力。元モザンビーク代表の圧倒的なフィジカルと、ファウル・イエローカードも辞さない厳しいコンタクトを前に、多くのチームの点取り屋は沈黙させられる。前半戦ではトーキョーもその例外ではなかった。

頼みの綱である重戦車ディエゴがシマオマテに完全に潰され、久保抜きでは攻め手が少なかった青赤はあえなく敗れた。


しかし今節は微妙にマッチアップが違っていた気がした。


どちらかといえばシマオマテvs永井謙佑だった。その中で印象に残ったシーンを3つ。

① 5分のシーン

仙台陣営で高萩が厳しくボールを奪うとショートカウンター。もらった東が素早くスルーパス。走るのは当然永井。並走していたシマオマテを半分置き去りにしてヒールパス。高萩が拾い、最後は三田。シュートまでは行けず。

② 25分のシーン

右サイド、室屋・三田・高萩で回す。一瞬をついてオーバーラップする室屋に高萩お手製絶妙フライパス。中を見て、三田につけるとそのまま右足シュート。ほどほどのホームラン。…あれ永井がこけてる?

ボールではなくゴール前を見てみると、シマオマテと永井がぶつかりまくってるのが分かる。素早く顔を出そうとする永井を腕でかなり抑えて、最後には普通に倒したようにも見える。ゴリゴリ。ここではファウル判定はなし。

③ 57分のシーン

中盤でのルーズボール。これも高萩が取ってから東。反転して前を見ると裏に抜ける永井が。絶妙なスルーパス。シマオマテはほぼ置き去り。追いつくか… 転倒。故意ではないが足が少し当たったようでファウル判定。東してやったり。


とまあピックアップしたわけですが何が言いたいかというと

シマオマテにはパワーでなくスピードで勝負しろ

ということだけです。(当然な感じはしますが)ツートップを縦に配置してディエゴとぶつかるのを避けさせたのが良かったのだと感じました。

何はともあれナイス勝利!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?