【製作記事】タミヤ 1/48 水上戦闘機 強風 #01
ご依頼をいただいていたタミヤの1/48強風を製作していきます。
水上戦闘機 強風とは、旧日本帝国海軍にて開発当初から水上機として設計された珍しい経緯を持つ戦闘機です。
水上機とは、いわゆる陸の滑走路や空母から離陸するタイヤの付いた飛行機ではなく、大きなフロートを持ち海や湖など水上から直接離水、着水のできる飛行機を指します。
スタジオジブリの映画「紅の豚」に出てくるような水上で運用する飛行機、というとイメージしていただきやすいかもしれません。
この機体にはもう少し続きの話がありまして、この強風を陸上でも運用できるよう改修を行った機体が紫電、そしてさらにその紫電を改修した機体がかの有名な紫電改となりました。
では始めていきましょう!
まずはランナーをチェックします。
ランナー4枚+デカール、尻もち防止のウェイトなどになります。
1/48というサイズですが、パーツ数は抑えられていて1/72を大きくしたような感覚です。
ちょっと古いキットではありますが、タミヤさんの製品は安心感をもって製作できそうです。
では仮組みから始めていきます。
やはり水上機は迫力あってカッコいいですね!
パーツの合いも悪くなく、軽く接着面のすり合わせをすれば問題なさそうです。
フィレット(翼の付け根部分)に多少の隙間が見られるので、接着時に少し工夫して隙間を目立たなくなるようにしようと思います。
機体後部にも少し隙間ができそうですが、ここは主翼との接続などに響くことはなさそうなので、素直に合わせ目消しで処理できそうです。
次回はモールドの掘り直し、合わせ目の処理などを行っていきます。
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