世界観が詰まった海で溺れたい
こんにちは。Rome .photographのmisatoです。
四国から関東に引っ越してきた私から見て、関東に住むことのメリットのひとつに「文化との接点が近い」ということがあります。
美術館や展示が毎月各所で開催されている、ホンモノを自分の目で見ることができるというのは贅沢なことです。
だから関東に住んでいるからには美術館や展示にたくさん行こうと「月1回は美術館や展示を見に行く」という目標を掲げた昨年。
結果、ホンモノを見ることの楽しさも知ったので今年も引き続き月1回ペースで展示を見に行くことにしました。
そんなわけで今回行ってきたのは、ディオール展。
展示開始前から注目していたものの、予約がなかなか取れずようやく予約を取ることができました!
展示会場に入ってから最後までひたすらに浴び続けたのは圧倒的な世界観。
もう箱さえあれば、なんとでも染められるんだな…と思うくらい世界観の詰まった空間で、これって現実で合っている?夢じゃない?と思わず思ってしまったほど。
床から天井まで一切の抜かりなし!
全体の雰囲気が明るい展示室を出たら次の展示室は暗め、というように展示室によって世界観が全く違っていて各展示室の空気感を全身で浴びている感がすごかったです。
やっぱり私はフォトグラファーなので、今回のポスターにもなっていた写真家「高木由利子」さんの撮った写真に釘付け!
なんと撮影のインタビュー映像も流されていて、全編通してそこに1番居た気がします…笑
シャッタースピードは8秒。モデルは最初の4秒間は静止する必要があり、残りの4秒でゆっくりと動き出すのだそう。
そうすることで現実と夢の狭間の感覚を表現しているとのこと。
…ひょー!!!!!!!!
もう言葉にならない感想しか出てこないのでごめんなさい。
カメラマンと写真家の違いが何なのかということを改めて目の当たりにし、言葉を失っていました。
美しい写真を眺めている時間って本当に幸せ。
空間には終始感動していた私ですが、そのなかで1番心動かされた展示室の天井を見て欲しい!
たくさんの紙(?)を重ねて作ってある天井。
繊細で奥行きがあってどタイプでした。
こういうお部屋で撮影したら楽しいだろうな(妄想)
普段、撮影OKの美術館でも記録用に数枚しか写真を撮らないのですが、つい今回はたくさん写真を撮ってしまいました。
美術館で写真を撮るときは、撮影OKの場所でもシャッター音がしないカメラで写真を撮っています。その話は、また今度。
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