「迫りくる獣」裏話
書きたいものと書けるもの、理想と現実、求められるものと追い求めるもの。それらを両立させるのはとても難しいことである。
はい、とても真面目な文章から始まりましたが、皆さんお久しぶりです。椿綾羅です。
前回の投稿からたいぶ間が開いてしまいました……。
さぼっていたわけではないんです。本業の方が忙しく、夏以降全く欠けない状況になってしまい、気が付いたら年が明けていたという感じです。
まあ、また忙しくなるのでまたしばらく書けなくなるのかなあと言う気はしています。正直、書けないストレスはあるのですが、どうしても外せないことであり、計画的にやろうと思ったら書く時間がないという地獄を見ていると思ってください。
さて、言い訳のような近況はここまでにして、新しく公開した「迫りくる獣」の裏話を展開していきたいと思います。
久々に書いたので、昔の癖が出たりとかなりひどい文章になってしまいました(笑)
元ネタである僕の友人の話自体は凄く面白いし、いい話だったんですがね……。
一応、差しさわりのない範囲で記しておくと、とある心理学のエクササイズ(作品の中に登場したエクササイズと同じ。詳しくは後述を見て欲しい)「友達に誘われて農道を走っていたら、やたらと猫と狸に遭遇して、たまには走るのも新しい発見があって楽しかった」という物だったのだ。
が、しかしだ。椿さん、その話を聞いた当時、とある小説(タイトルは伏せておくが、所謂”裏京都”で体験した奇談について一人称で語っている小説)に嵌まっており、この話のように、不気味でじわじわ怖い話に作り替えようと思い立ったのだ。本当に悪い癖である。
そうして、出来上がったのがこの「迫りくる獣」という巨大毛玉が追いかけてくる話である。まあ、何がしたかったのかよくわからないと思うが、それを表現する技量が全くなかったんだなと思ってくれればいい。
そして、多分気になっている人もいるかもしれないが、文中に登場するエクササイズのことを少し説明しておこうと思います。
これは、3つの良いことエクササイズと言って、一日の終わりによかったこと(なんでもいい、例えばご飯が美味しかったとか、ちょっとしたことで良い)を振り返り、それらが、どうしてうまくいったのか、今後また同じようによいことに巡り合うためにはどうしたらよいのかを自分で考え、目に見える形で記録するという、ポジティブ心理学のエクササイズ。
胡散臭いと感じるかもしれないが、実際に効果はあるし、細かなことや見落としがちな良いことに気が付き、精神的な健康度が良い方向に向かう効果が期待されているものです。まあ、ウェルビーイングとかコーチングに少し近いかもしれませんね。
ちなみに、探せば論文くらいはあると思う。外国語だったら申し訳ない。
お気づきの方もいるかもしれないが、これを小説や創作として昇華できないかと考え、周りに提案したところ「お前、物書きだろ」という突っ込みを受け、試験的に書いたのが今作であるともいえる。
まあ、結果は実力不足で駄作になってしまったが……。話のネタを提供してくれた友人に申し訳ない。
きっと、友人であれば笑って許してくれるだろう。多分。というか、許して……。
今回あまり書くことがないな……。まあ、たまにはいいか。
というわけで、今回はここまでにさせていただきたいと思います。
また、次回作でお会いしましょう! 閲覧、ありがとうございました!
※画像は「みんなのフォトギャラリー」からお借りいたしました