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僕とギター #1

僕は小学3・4年生(正確には覚えていない)の時にクラシックギターを始めました。
理由はとても子供らしく、当時の男の子らしいものでした。
それは、当時放送されていた『 仮面ライダー 響 』に登場する、ギターを使って敵と戦う仮面ライダー斬鬼への憧れでした。

仮面ライダー斬鬼 ©石森プロ・東映

ギターを武器に、時に演奏して敵を倒す斬鬼のようになりたかった僕は、ギターを始めたい意志を親に伝えます。
その数週間後には、ギター教室に入っていました。

とはいえ、僕が住んでいた地域には斬鬼が操るようなエレキギターの教室はなく、唯一あったのはクラシックギター教室。

少しがっかりしたのを覚えていますが、
まあそもそも「ギター演奏=敵と戦う」わけではないことにも、徐々に気づき始めていました。

教室に入って待っていたのは、練習曲・アルペジオの練習で、
音撃斬 雷電斬震(斬鬼の必殺技)の習得ではなかったのです。

そんなこんなで、ろくに練習もしてこず、クラシック曲にも正直興味がな買った私を、受け入れ・忍耐強く指導してくれた先生には本当に感謝しています。

なぜなら
今の自分を形づくり、人生においてギターへの向き合うきっかけとなったからです。




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