第1回超flatCSGFを終えて



はじめに


どうも、ロマサイです。

先日行われた超flatCSGFで3位でした。

応援してくれた人や調整に付き合ってくれた愛知の皆ありがとうございます!

今回は恐らく全国大会顔負けの最高の舞台をflatさんを始めとする運営の方々が用意してくださいました。

メイク、髪のセット、ケータリングがあったりと、ちょっとしたタレント気分を味わえて新鮮でした。

それに見合ったプレイを魅せられたかどうかは怪しいですが、自分の持てる力は出せたのではないかと思います。

デッキ選択

今回のデッキ選択について

僕の場合はメタ読みをガッツリした訳ではなく、自分の弱点や特性などの能力面を基に決めました。

2003年頃からほぼ休みなくデュエルマスターズを続けて今に至るまでの経験を通して、自分が『今』勝つ為に取った戦術をお話します。

①エシャロットループ

僕がデュエルマスターズに1段階深くハマったきっかけになったデッキです。

当時カードキングダムの動画で紹介されていたこのループデッキを見てから、僕はループの虜になりました。

②青緑サソリス

ループで100%勝つことに拘るのではなく、99%勝てる状況を作って殴って勝つという段階へ移行したのがこのデッキです。

準ソリティアの果てにデビルドレーンとキリューとガラムタとオチャッピィとプロメテウスを使って殴っていました。

③猿ループ

当時の自分の能力と環境が最高に噛み合っていました。

大体はループして勝つが、無理そうなら殴って勝つというのが当時の僕が築き上げてきた得意なプレイスタイルだったのですが、猿ループは見事にそれと合致していました。

ループデッキに関してだけなら自分でデッキを作ることにも慣れていたので、変わりゆく環境の中あらゆる猿ループを使って勝てていた時代です。

ですがこの後殿堂入りを機に猿ループが使えなくなってからは、壁にぶち当たる日々が続きます。

④5スタドルマゲドン

猿ループが殿堂で死んだ後に自分なりに強いと思い込んでチーム戦で使ってしまった酷いデッキです。

どうしてチャージャーを全抜きしたのか自分でも分かりません。(個人戦績1-4)

そこには今まで環境に恵まれていただけの勘違い野郎の姿がありました。

⑤『殴るデッキ苦手なんですか?』

数年前大阪のチーム戦で対戦後に対面から言われました。

当時使い慣れていない赤単我我我を使ってプレミしながら勝利した際に言われました。

そこには環境に応じて急に握るデッキを変えても上手く使いこなせると思い込んでいた勘違い野郎の姿がありました。

⑥頭が痛く身体は重い

ここ最近はCSに出る時に疲れてこうなってしまうことが多かったです。

カードの使い忘れや見間違え等もちょくちょくありました。

もしかしてもう競技デュエマ辞めた方が良いのか?

⑦赤青マジック

赤青マジックを使って6.0倍の超flatCSで優勝しました。

ここ数年でだんだん勝てなくなっていてランキング枠での全国大会なんて無理だと諦めていた矢先の6000ptです。

ここで走らなきゃ一生全国に出られる機会は無いだろうと思い、腹を括ってランカーとして走ることを決意しました。

その後は主に赤青マジックと黒緑アビスでCSに出続け、そこそこの調子でポイントを盛る日々が続きます。

自分もまだまだ案外やれるのか?と思い始めました。

⑧覇王と夢の終わり

ファイアーバードが環境入りし、今までのようにマジックアビスの二刀流では厳しいかと思い、新たなデッキを探っていました。

そういう困った時に思い出すのはいつも、ループデッキで勝つ自分です。

昔の成功体験に縋るように、これを機に新しいループデッキを作ろうと考えました。


考えてしまいました。



そうして出来上がったのが、覇王のギフト入黒単アビスループです。

ランカーが使うデッキではない

このデッキは実際のところそこまで悪くはありませんでした。

でも良くはなかったです。

このデッキは初見殺しが効いていただけで、相手が少しでも上手いと簡単に負けてしまいます。

今のランキング制度で全国を狙うのであれば、安定して予選上がりは出来るが勝ちきれないというデッキに価値はありません。

でも自分しか使っていないデッキでそこそこ勝てている状況に、少し満足してしまっていました。

全国ランカーとしては良くないメンタルです。

そんな調子でしばらく自分の覇道を突き進んでいた覇王は、その頃チームを組んでくれたももぐまのファイアーバードにボコボコにされ、目を覚ましました。

その時に改めてtier1の強さを実感し、プレイを教えて貰いチーム戦で使うことになりました。

まさかその後全てのオリジナルフォーマットのCSにおいて、他のデッキを使うことなくランキングを走りきることになるとは思いませんでした。

ファイアーバードのプレイを教えてくれたももぐま、アーチー、S.S、ももっしーと、練習相手になってくれた中部のみんな本当にありがとう。

自己分析

さてここまでが現状の自分の能力を自己分析する上で必要な歴史です。

これを踏まえた上でランキング終盤と今回のデッキ選択の基準について話します。

《tier1を擦り続ける》

結局のところ、猿ループ・マジック・ファイアーバードのように当時tier1だったデッキで勝つことが多かったです。

世の中には地雷デッキを上手く当てて勝てる凄いプレイヤーもいますが、少なくとも僕にはまだそれが出来ないことが分かりました。

《攻めるデッキ(早いデッキ)が得意》

僕はループデッキが得意なのではなく、自分から先に状況を動かせるデッキが得意なんだと思います。

逆に言えば受けるデッキ(遅いデッキ)はかなり苦手意識があります。先程貼った黒単アビスなんかは構築上4キルもほぼ出来ず、ファイアーバードに対して受けて勝とうとしているあたりが受けデッキです。

(そもそもこれは得意不得意とかの話ではなく、デュエルマスターズは基本攻めるデッキの方が強いというだけの話かもしれません。)

《呼吸法》

3秒鼻から吸って6秒口から吐くことで、自律神経のバランスを整えてCS中の頭痛が減り、ミスが減りました。

冗談抜きでこれはめちゃくちゃ効きました。

おじさんDMPにオススメです。

さいごに

ここまで色々と書いてきましたが、常にこの考え方でデュエマをしようとは思いません。

今回やったことは言ってしまえば可能性を狭めて出来ることのみで戦うということです。

成長したいのであれば、やはり色々なデッキを練習すべきだと思います。

ですがこれはこれで自分の今の出力を知れて良い機会になったと思います。

今は全国に向けて少しずつ自分が出来ることを増やしていこうと思います。

そこで新たなロマサイを魅せられるよう頑張りますので、応援してくれる方がいるならこれからよろしくお願いします!

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